パウロ・ハタナカ/えすてぃお 2件 人気順 新着順 不死の子供たち(2) パウロ・ハタナカ/えすてぃお 〈あらすじ〉 失われた記憶を取り戻そうと廃墟の街で探索を続けるレイラとカグヤは、守護者と呼ばれる人造人間から捜索先の居住地についての手掛かりを得る。 しかしそこでレイラを待っていたのは、同一の遺伝情報によって誕生した女性たちが組織した異質な共同体だった。 一方、廃墟が立ち並ぶ街では昆虫型の突然変異体による人間への襲撃があとを絶たず、傭兵組合を中心とした討伐隊が結成され、変異体の巣に対して大規模な攻撃が始まろうとしていた。 時を同じくして大蜘蛛「ハク」との思いがけない出会いを果たしたレイラたちは、ハクを味方としながら、討伐隊に参加するべく荒涼とした大地へと赴く。しかし、そこで待ち受けていたのは絶望的な戦いだった。 〈著者からの一言〉 二巻では文明崩壊後の世界に潜む人間以外の脅威が、その残虐性をあらわにして、レイラたちに襲いかかるようになります。 しかし同時に、新たな仲間や旧文明の技術によって製造された兵器を多数入手するなど、不死の子供たちの世界が広がりを見せ始める物語となっています。 書籍版では大幅な加筆修正に加え、Web版では語られなかった昆虫型変異体の異常発生に関する事件の結末が明らかになります。傭兵くずれの略奪者たちとの戦いで奮闘するレイラとハクの活躍が見られるエピソードになっています。読んでもらえたら幸いです。 1,188円 不死の子供たち パウロ・ハタナカ/えすてぃお 〈あらすじ〉 記憶を失くした青年“レイラ”が目を覚ましたのは、文明が崩壊し戦争によって荒廃した世界だった。 今までの考え方や価値観が通用しない世界で、彼は静止軌道上にある軍事衛星の『自律式対話型支援コンピュータ・カグヤ』から受信する声を頼りに、かつて栄華を極めた『旧文明』の遺物を回収するスカベンジャー(廃品回収業者)として生きていくことを選択する。 そしてレイラは、放射性物質が今も残る瓦礫に埋もれた廃墟の街で、恐ろしい姿をした危険な突然変異体や、冷酷無比の略奪者たちを相手に熾烈な生存競争に身を投じるのだった。 〈著者からの一言〉 この物語は(母語ではないため)日本語の不得意な作者が、辞書と睨めっこして日々試行錯誤しつつ執筆しました。自分が表現したい世界を文章として的確に表現できるように、たとえば廃墟の街に流れる空気や匂い、果ては日の光によって変化する街の表情までが読み取れるように書いています。じっくり読んでもらえたら嬉しいです。 1,320円 1 TOP 電子書籍(本・小説) パウロ・ハタナカ/えすてぃお