白川 紺子 4件 人気順 新着順 海神の娘 白川 紺子 世界の南の端にある「花勒」「花陀」「雨果」「沙文」の四つの島は海神のものだという。 島々は、海神たる蛇神の抜け殻からできた、という。 各島はそれぞれの領主によって治められていたが、 領主を決めるのは海神に仕える巫女王の託宣だった。 巫女王のもとには「海神の娘」が集う。 娘らは託宣によって領主のもとへ嫁いでいく。 彼女たちを娶ることで、島は海神の加護を得て、繁栄するのだという。 今宵もまた、ひとりの巫女が舟に乗せられ、月明かりの下、島影へ近づいてゆく。 792円 九重家献立暦 白川 紺子 私たちは、家族になれるのだろうか。 故郷に帰った私を待っていたのは、母の駆け落ち相手の息子だった。 『後宮の烏』の著者が創る家族再生の献立(レシピ)。 母がわたしと家を捨て駆け落ちしたのは、小学校の卒業式の日だった。旧家の九重家で厳しい祖母に育てられたわたしは、大学入学を機に県外へ出た。とある事情で故郷に戻ると、家にはあの頃と変わらぬ頑迷な祖母と、突如居候として住み着いた母の駆け落ち相手の息子が。捨てられた三人の奇妙な家族生活が始まる。 伝統に基づく料理とともに紡がれる、優しくも切ない家族の物語。 726円 三日月邸花図鑑 花の城のアリス 白川 紺子 『後宮の烏』の著者が描く和風アリスファンタジー!「早くわたしを見つけて」禁忌の庭に住む少女と、優しすぎる探偵が解く、切ない秘密。「庭には誰も立ち入らないこと」――光一の亡父が遺した言葉だ。広大な大名庭園『望城園』を敷地内に持つ、江戸時代に藩主の別邸として使われた三日月邸。光一はそこで探偵事務所を開業した。ある日、事務所を訪れた不思議な少女・咲は『半分この約束』の謎を解いてほしいと依頼する。彼女に連れられ庭に踏み入った光一は、植物の名を冠した人々と、存在するはずのない城を見る。 858円 海神の娘 黄金の花嫁と滅びの曲 白川 紺子 世界の南のはずれ、蛇神の抜け殻から生まれた島々。 領主は「海神の娘」を娶り、加護を受けていた。 沙来の天才楽師・忌は海から聞こえる音色に心奪われ、 滅びの曲と知らずに奏でてしまう。 隣国・沙文と戦を重ねていた沙来は領主を失い、 「海神の娘」累が産んだ男児は「敵国・沙文の次の領主となる」と託宣を受ける。 自らの運命を知り、懸命に生きる若き領主と神の娘の婚姻譚。 792円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 白川 紺子