戸板康二 4件 人気順 新着順 思い出す顔 戸板康二メモワール選 戸板康二 昭和を代表する劇評家、推理作家、俳人の戸板康二はまた、歌舞伎、映画、雑誌など、幅広い世界で蒐集した「ちょっといい話」を絶妙な筆致で描く無類のユーモリストだった。数多の著書から60代に書かれた『回想の戦中戦後』『思い出す顔』の2作品23篇を抄録。師折口信夫も市井の無名の人も同じあたたかい目線で捉えたエスプリ溢れる文章は、読む者に幸福感を与えてやまない。時代と人への芳醇なメモワール。 1,463円 ちょっといい話 戸板康二 堀口大學さんのところに、こういうふしぎな手紙がきたという。「貴大学の入学規則をお送り下されたく候」……文壇、芸能、スポーツの世界から学界、政界、財界にいたるまで、古今東西の著名人のエピソードを秘蔵のメモと交友録から精選し、“ちょっといい”ブームをまきおこした話題の逸話集。一つ一つの挿話を小さな芝居と感じさせる絶妙な語り口で運び、人間性の諸相を凝縮した表現の中で鮮やかに描き分けたユーモア小話集成の決定版。 440円 新々ちょっといい話 戸板康二 好評シリーズ続編は、ちょっとひねって歳時記ふう、人国記ふうに。一月登場は勝海舟、エノケン、高峰秀子、四月の人物、三遊亭円生、清水次郎長、与謝野晶子。八月のエピソードは永井荷風、乃木希典夫妻。青森県が生んだ太宰治、寺山修司、沖縄県生まれの徳田球一、山之口貘、山梨県出身の小林一三、山本周五郎、石川県から泉鏡花、徳田秋声、室生犀星……。微苦笑から抱腹絶倒まで、最後の粋人が公開する人生の達人たちの秘話逸話大全集。どこから読んでも損するページはありません。 660円 新ちょっといい話 戸板康二 「世の中を明るくする本……」「それぞれの話が小さなドラマの世界をつくり出し、最後のサゲで思わずニヤリとする……」「事実は小説よりめずらしい……」と、褒めそやされる「ちょっといい話」シリーズ。「しみじみ思うのは、元来みんな人間は善良だということである。多くの人が、ぼくの本をたのしんで笑ってくれたらしいので、ホッとしている」という著者の、長年の交友録やとっておきのメモから選びぬかれたエピソードは、ますます冴える語り口にのって、読み出したら止まらない。 660円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 戸板康二