長谷川 卓 22件 人気順 新着順 嶽神伝 風花 (上) 長谷川 卓 元亀三年、武田信玄は上洛を目指し動き出す。家康所領の城が次々に落ち、要衝の二俣城もついに陥落する。三方ヶ原の戦いで完膚なきまでに打ちのめされ、敗走する家康の窮地を救うべく、山の者が快刀乱麻、躍動する。時に家康に味方し、滅亡に向かう武田に影のように寄り添い、義のために戦う男たちの姿に胸が熱くなる。 858円 嶽神伝 風花 (下) 長谷川 卓 三方ヶ原で家康を追い詰めた信玄の動きが突然止まる。信玄亡き後、代替わりした勝頼は家臣団を纏めきれず、長篠の戦いに敗れ、高天神城も落城する。石山合戦を終えた信長がついに牙をむき、武田は空中崩壊していく。嶽神・無坂は落城必至の高遠城に入り、小見の方を守り戦う道を選ぶ。気高く美しき男の最期。 858円 嶽神伝 血路 長谷川 卓 武田晴信(後の武田信玄)は芦田氏の龍神岳城を武田の陣営としようと画策していた。甲斐から諏訪に出るには龍神岳城を通らなければならないのであった。山の者「七ツ家」と武田の最凶暗殺殺人集団「かまきり」との死闘をが始まった。 902円 嶽神伝 死地 長谷川 卓 山の民〈南稜七ツ家〉の二ツは、秀吉軍に敗色濃厚な柴田勝家より、御方様を城より無事助けるよう、依頼を受けた。それは、二ツと秀吉を守る森の民・錣一族及び謎の老婆久米との、長く壮絶な戦いの幕開けであった。「荒唐にして無稽、しかしながら息もつがせぬ興奮の連続、こは山田風太郎奇跡の復活か」と、浅田次郎氏絶賛の、戦国の闇を舞台に縦横無尽にくり拡げられる長篇時代小説の傑作。 902円 運を引き寄せた男 小説・徳川吉宗 長谷川 卓 我が運よ、我を引き上げよ。なぜ一介の部屋住みの身から将軍に上り詰めることができたのか?時代小説の名手・長谷川卓が描く麒麟児・吉宗!――「兄を殺るなら今しかない」紀州二代藩主光貞の四男、松平頼方は野望を抱いていた。名草の多十以下七人の忍びに兄頼職を暗殺させ、藩主の座に就こうとしたのだ。五十五万石を継ぎ吉宗と改名するや、己が藩の財政建て直しに成功。老中に“餌?を撒き、筆頭尾張を抑えて八代将軍に就任する!一方、尾張藩主継友は吉宗暗殺を企て……。「幕府中興の祖」の裏側に切り込む野心作。 880円 犬目 高積見廻り同心御用控 長谷川 卓 御小普請世話役の吉村治兵衛が匕首で滅多刺しにされた。その凄惨な手口は“犬目”と呼ばれる伝説の殺し人の仕業か? 盗賊“白烏の伝蔵”一味も跋扈し、奉行所内が騒然とするなか、高積見廻り同心の滝村与兵衛に探索の命が下った。御家人たちに町方の手出しを拒まれながらも、腹心の手下と持ち前の勘で探り当てた吉村に因縁のある人物とは? 680円 百まなこ 高積見廻り同心御用控 長谷川 卓 定廻りに加勢し、大捕物で手柄を立てた高積(たかづみ)見廻り同心・滝村与兵衛。見込まれて新たな探索を命じられる。五年前から〈百まなこ〉と呼ばれる面をつけ、極悪人のみを殺す義賊が横行していた。南北奉行所ともに威信をかけて捕縛を競うも、正体は杳として知れない。与兵衛は江戸一の悪党“千頭(せんず)の駒右衛門”に接近、〈百まなこ〉を炙り出そうとするが…。気鋭の著者による文庫書き下ろし、痛快時代小説! 701円 目目連 高積見廻り同心御用控 長谷川 卓 同心見習の瀬島利三郎が袈裟斬りで殺された。巷を騒がす辻斬りの犠牲となったのか。彼と同じ道場の朋輩の失踪も判明。高積見廻りの滝村与兵衛は敵を討つべく探索に乗り出すが、自身までもが命を狙われる。癖のある奉行所の面々や香具師の元締、さらには“目目連"という謎の組織も巻き込んで、与兵衛は江戸一残忍で冷酷な悪党を追い詰める! 814円 野伏間の治助 北町奉行所捕物控(8) 長谷川 卓 八方破れの同心と、卑屈な伊賀者が手を組んだ! 千社札を残し、大金を盗む賊を炙り出せ! 老爺の絞殺体が空き地で見つかった。人の好い長屋の大家・善兵衛がなぜ? 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛はその足取りを辿り、善兵衛が新しい店子の研ぎ師満三郎の身許を探っていたと知る。対面した満三郎の目に仄暗い影を見た軍兵衛は、見張りと尾行を試みる。すると、霞の如く正体を掴めずにいた盗賊・野伏間(のぶすま)の治助一味に行き着いた! 一網打尽を目論む軍兵衛は、賊の隠れ家を捜すが……。人気快調のシリーズ第8弾! 748円 明屋敷番始末 北町奉行所捕物控 (7) 長谷川 卓 腑抜けた武士どもに鉄槌を! 不遇を託つ伊賀者たちは憤怒した…。「義賊となるのだ」―薬料も満足に払えず、若くして逝った配下を看取り、明屋敷番伊賀者・望月十郎太は心を決めた。困窮する伊賀者の生計を助けるため罪を重ねるうち、次第に大胆になりゆく己を止められず、やがて仲間をも手にかけてしまう。臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、長い針状の獲物《伊賀の縫い針》で屠られた亡骸を目にし背景を探るが、黒装束に身を包む忍びが彼を襲った…! 715円 寒の辻 北町奉行所捕物控(6) 長谷川 卓 町人の信用厚き浪人を、悪の道から救い出せ! 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、盗賊「闇鴉(やみがらす)」を追っていた。黒ずくめの姿で大店を狙い、決して血は流さず、跡も残さない名うての賊だ。そんな折、軍兵衛は若侍と浪人津田仁三郎の諍いに遭遇する。若侍らはその後もしつこく津田に付きまとい、人違いから別の浪人を殺めてしまう…。軍兵衛は管轄違いのこの一件に、いかに正義を為せるか? 義賊と持て囃される闇鴉の行方は…。 748円 空舟 北町奉行所捕物控(3) 長谷川 卓 京、尾張、駿河と殺しを続ける凶悪犯「絵師」が江戸に入った。殺す相手の似顔絵を描くという特異な犯行で知られていた。臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、絵師を追う駿府町奉行所の同心・西ヶ谷に助力することに。そんな折、軍兵衛はひとりの浪人と出会う。気に入りの酒場で、伊良弥八郎と名乗る男と気持ちの良い酒を酌み交わすも、その表情仕草に尋常ならざる陰を見る――。 759円 黒太刀 北町奉行所捕物控(2) 長谷川 卓 袋物問屋伊勢屋の主が斬殺された。北町奉行所臨時廻り同心鷲津軍兵衛は圧倒的な斬り口から、数年毎に殺しを繰り返す「黒太刀」と呼ばれる男の手口と断ずる。殺しを請け負う一味の存在を確信した軍兵衛は、亡くなった伊勢屋の身辺を探り、ある火消人足の存在を知る。しかし、唯一の手がかりの火消は殺され…。一味の意外な正体とは?軍兵衛は黒太刀を倒せるか? 726円 父と子と 新・戻り舟同心 長谷川 卓 上方の大盗賊・夜宮の長兵衛は、斬首覚悟で江戸へと潜入した。十六年前、泣く泣く手離した娘に一目会いたくなったのだ。余命僅か、必死に捜す長兵衛。一方、迷宮入り事件を専門に追う二ツ森伝次郎ら戻り舟に、多忙の奉行所から長兵衛捕縛の命が下る。どんな悪も許さぬ伝次郎だが、大盗賊の子への想いを知ると一肌脱ぐ決意をする――。待望の新シリーズ、感涙の幕開け。 770円 毒虫 北町奉行所捕物控(4) 長谷川 卓 臨時廻り同心・鷲津軍兵衛は、勘当した倅・政吉を捜す旅籠の主・吉兵衛から、長年捕縛を免れる一家皆殺しの凶賊・野火止の弥三郎の手掛かりを得る。政吉と弥三郎一味の探索に乗り出すも、政吉は数年前に自死したことが判明、探索は暗礁に。しかし数日後、政吉の死を語った茶屋女が絞殺される! そんな折、軍兵衛はかつての剣の兄弟子を見かけ、不吉な予感を覚えるが――。 748円 風刃の舞 北町奉行所捕物控 長谷川 卓 江戸の空に放たれた一本の矢。それは律儀な魚売りの命を奪った。北町奉行所同心鷲津軍兵衛は、矢の作りから、大身旗本を疑う。すると、手先の下っ引を同じ矢が襲い、軍兵衛も柳条流の遣い手の旗本家用人と対する。その折、一家皆殺しの残忍な押込み一味の潜伏が知れ…。軍兵衛は旗本を裁けるか? 凶賊を捕えられるか? 八丁堀同心の心意気が胸に響く捕物帖。 759円 戻り舟同心 長谷川 卓 多忙を極める南町奉行所は、増え続ける未解決事件に対処するため、元定町廻りの二ツ森伝次郎に再出仕を要請した。御年六十八、隠居暮らしは御免と市中の揉め事に首を突っ込む毎日を送っていた伝次郎、早速、往年の腕利き連中を集める。一癖も二癖もある伝次郎たちについた仇名が“戻り舟”。そんな折、九年前に商家の娘殺しを疑われた男の探索を依頼されたが…。元同心・腕利き爺の事件帖。 737円 戻り舟同心 逢魔刻 長谷川 卓 二ツ森伝次郎たち“戻り舟”同心は憤っていた。一件の子供の拐かしから、残忍な人買い組織を五十年間野放しにしていた疑いが浮上したのだ。やがて、伝次郎の右腕・鍋寅の死んだ倅・吉三が、その存在に気付いていたと知る。御用聞きとして一人真相を追い、志半ばで斃れたのか…。子供たちと吉三の無念を晴らすため、捕物に命をかける熱い爺が、弔い合戦の火蓋を切る! 759円 戻り舟同心 更待月 長谷川 卓 万能薬で財を成した薬種問屋“讃岐屋”の皆殺しが永尋になり十一年が経った。ある日、戻り舟の二ツ森伝次郎は窩主買(けいずかい)から押収した盗品の中に、偶然、讃岐屋の根付を発見、悔恨の情を蘇らせる。引退直前まで追ったが捕縛できなかったのだ。ついに解決の糸口を掴んだかに思えたその矢先、根付を持ち込んだ盗人が惨殺された!? 伝次郎は、あの日の雪辱を果たせるのか。 682円 戻り舟同心 夕凪 長谷川 卓 切れ者だが頑固で偏屈、そう揶揄されながらも六十八歳で同心に復帰した二ツ森伝次郎。ある日、彼を訪ねてきた老爺には、二十四年前に駆け落ちし失踪した娘がいた。ところが、浅茅ヶ原で見つかった白骨は自分だと、その娘が夢枕に立ったと言う。あまりに荒唐無稽な話だが、伝次郎は愚直に信じ探索を始めた。すると…。女剣士真夏も加わり、益々痛快、腕利き爺の事件帖第二弾! 759円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 長谷川 卓