富良野 馨 4件 人気順 新着順 この季節が嘘だとしても 富良野 馨 芝居でいい筈なのに。 想いよ、現れないで。 京都の路地の奥。 古びた町家の店で。 「嘘」の名を借りて、その男に近づく。 この手で、殺すために。 文庫書下ろしミステリー 大丈夫、絵里ちゃん、仇は必ず取るから。 私刑を誓い、その男に近づく大学生の紗夜。 京都をめぐる季節の流れのなかで、やがて 彼女の胸の底から、何かが噴き上がり、こぼれ落ちていく。 笑わなくては。懐に入り込まなければ。 大学生の紗夜は、京都の三十三間堂に程近い路地奥の店『中国茶 龍王』に嘘の名を借りて通う。 同じ日に生まれ、同じ日に死んだ母達を持ち、姉妹同然に育った絵里ちゃんを、あの男が奪った。 だから、紗夜は復讐を遂げるのだ。 芳しい香り漂う新感覚ミステリー。 〈文庫書下ろし〉 880円 真夜中のすべての光 上 富良野 馨 ――涙が出ました―― 騙されたと思って 72ページまで読んでください。 講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞 受賞作 ☆☆☆ 泣いたのは、一度だけだった。 最愛の妻・皐月を27歳で失った彰は無感動な日々のなか、 仮想都市プロジェクト『パンドラ』に惹かれて参加する。 都市の奇妙な人々から、妻との思い出に向き合うきっかけをもらった彰は、 やがて『パンドラ』を巡る巨大な疑惑に巻き込まれていく――。 愛する人を失っても、もう一度立ち上がる力をあなたに。 選考委員を涙させた圧巻のリデビュー作。 825円 真夜中のすべての光 下 富良野 馨 愛する人を失っても、 もう一度立ち上がる力を あなたに。 講談社NOVEL DAYSリデビュー小説賞 受賞作 ☆☆☆ 消息不明だったかつての友人・英一と仮想都市『パンドラ』で再会した彰は、 プロジェクト開発者の一人である磯田と関わることで、 徐々に『パンドラ』黎明期の秘密に近づいてしまう。 追手がかかり危険が迫るさなか、彰は亡き妻・皐月の思い出と向き合い、ひとつの答えに出会う――。 亡くした人を想うことに意味はありますか? あたたかい涙がこぼれる、ひたむきな愛の物語。 825円 カッコウ、この巣においで 富良野 馨 京都で孤独に作陶を続ける高義は、土を採りに入った山中で、傷だらけの少年と出遭う。少年は駆と名付けられ、いつしか師匠と弟子として、寝食を共にするように。親から愛されずに育った駆にとって、初めて手にした安穏だった。しかし、高義の実の息子で、確執の末に家を出て七年間音信不通だった充が帰ってきたことで、状況は一変する。さらに駆の行方不明だった母の消息が判明し、自分の過去を知ることになる。居場所を失いたくない駆の心は、徐々に暴走し始め……。果たして三人が一つの巣で暮らすことは叶うのか? 濃密な家族小説。 869円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 富良野 馨