川内有緒 8件 人気順 新着順 自由の丘に、小屋をつくる 川内有緒 40代で母親になって考えた。「この子に残せるのは、“何かを自分で作り出せる実感”だけかも」。そこから不器用ナンバーワンの著者による小屋作りが始まる。コスパ・タイパはフル度外視。規格外の仲間たちと手を動かすほどに「世界」はみるみるその姿を変えていき……。暮らしと思索が響き合う、軽快ものづくりエッセイ。 2,420円 空をゆく巨人 川内有緒 福島県いわき市の実業家・志賀忠重と、中国福建省出身の世界的現代美術家、蔡國強。二人は、1980年代にいわきで出会い、数々の驚くべき「作品」を生み出してきた。そんな二人の最大の作品が、東日本大震災後に制作した「いわき回廊美術館」。その周辺の山々では、志賀が、99,000本の桜を250年かけて植樹する「いわき万本桜プロジェクト」を進めている。原発という「負の遺産」を残したことを激しく悔いて、未来のいわきを世界に誇れる場所にするために。型破りな二人の巨人の足跡を辿りながら、美術、ひいては「文化」の底力を問う。スタジオジブリ・鈴木敏夫氏絶賛! 第16回開高健ノンフィクション賞受賞作。 1,067円 パリでメシを食う。 川内有緒 三つ星レストランの厨房で働く料理人、オペラ座に漫画喫茶を開いた若夫婦、パリコレで活躍するスタイリスト。その他アーティスト、カメラマン、花屋、国連職員…パリにいつのまにか住み着いた日本人10人の軌跡。時にセーヌ川のほとりで、時にワインを片手に、彼らが語る軽やかでマイペースなパリでの暮らしぶりに、思わず肩の力がふっと抜けるエッセイ。 717円 パリの国連で夢を食う。 川内有緒 チャンスを掴んだのは31歳の時。2年前に応募した国連から突然書類審査に合格との知らせが舞い込んだ。2000倍の倍率を勝ち抜き、いざパリへ。世界一のお役所のガチガチな官僚機構とカオスな組織運営にビックリしながら、世界中から集まる野性味あふれる愉快な同僚達と、個性的な生き方をする友人らに囲まれて過ごした5年半の痛快パリ滞在記。 721円 目の見えない白鳥さんとアートを見にいく 川内有緒 全盲の白鳥建二さんは、年に何十回も美術館に通う。「白鳥さんと作品を見るとほんとに楽しいよ!」という友人マイティの一言で、アートを巡る旅が始まった。絵画や仏像、現代美術を前にして会話をしていると、新しい世界の扉がどんどん開き、それまで見えていなかったことが見えてきた。アートの意味、生きること、障害を持つこと、一緒に笑うこと。白鳥さんとアートを旅して、見えてきたことの物語。 2,079円 バウルの歌を探しに バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ彷徨の記録 川内有緒 何百年もの間、ベンガル地方で歌い継がれ、今日も誰かが口ずさむバウルの歌。宗教なのか、哲学なのか、それとも?? 譜面にも残されていないその歌を追いかけて、バングラデシュの喧噪に紛れ込んだ。音色に導かれるかのように聖者廟、聖地、祭、ガンジス河を転々とした先に見つけたものとは。12日間の彷徨の記録。第33回新田次郎文学賞受賞作。 721円 空をゆく巨人 川内有緒 第16回開高健ノンフィクション賞受賞作! 現代美術のスーパースター蔡國強と、いわきの“すごいおっちゃん”志賀忠重がアートで起こした奇跡! ふたりの30年に及ぶ類い稀なる友情と作品づくりを辿り、芸術が生み出した希望を描く感動作。 【目次】プロローグ/はじめに/第一章 生まれながらの商売人 いわき・一九五〇年/第二章 風水を信じる町に生まれて 泉州・一九五七年/第三章 空を飛んで、山小屋で暮らす サンフランシスコ・一九七六年/第四章 爆発する夢 泉州・一九七八年/第五章 ふたつの星が出会うとき 東京・一九八六年/第六章 時代の物語が始まった いわき・一九九三年/第七章 キノコ雲のある風景 ニューヨーク・一九九五年/第八章 最果ての地 レゾリュート・一九九七年/第九章 氷上の再会 レゾリュート・一九九七年/第十章 旅人たち いわき・二〇〇四年/第十一章 私は信じたい ニューヨーク・二〇〇八年/第十二章 怒りの桜 いわき・二〇一一年/第十三章 龍が駆ける美術館 いわき・二〇一二年/第十四章 夜桜 いわき・二〇一五年/第十五章 空をゆく巨人 いわき・二〇一六年/エピローグ いわきの庭 ニュージャージー・二〇一七年/主な参考文献/謝辞 1,870円 晴れたら空に骨まいて 川内有緒 大切な人への想いをのせて、白い粉はふわりと舞いあがり、青い空へと吸い込まれた―― セーヌ川にかかる橋、南国の「珊瑚の海」、ヒマラヤの麓など、思い出の地での散骨をはじめ、愛する故人を想いながら、軽やかに生き続ける5組の家族や友人たち。 新田次郎文学賞受賞の注目作家が、深いまなざしで「生と死」をユーモラスに綴る、傑作ノンフィクション。 1,650円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 川内有緒