池永 陽 14件 人気順 新着順 いちまい酒場 池永 陽 累計25万部『珈琲屋の人々』シリーズ著者が描く、 酒場“人情”小説。 串揚げか味噌おでん、漬物、酒。 千円「いちまいセット」と、人々の物語に。 あなたの心が温まる。 ひとときの安らぎを求めて、酒場『いっぱい』に、 今宵も客がふらりとやってくる。 西武新宿駅に近い裏通り。酒場『いっぱい』には、店主室井諒三自慢の「いちまいセット」――千円でビールか焼酎、串揚げ四本か味噌おでん、漬物の小鉢がつく――と、ひとときの安らぎを求めて今夜もふらりと客がやってくる。 しみじみ心温まる人間ドラマに定評のある著者が描く酒場人情小説。 〈文庫オリジナル〉 693円 下町やぶさか診療所 傷だらけのオヤジ 池永 陽 東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、大先生と呼ばれ慕われている。看護師の知子が、交際中の元也との結婚を決意。幼い頃 親に捨てられ苦労した知子が幸せになると喜ぶ麟太郎。だが、元也の母親がある理由で結婚に猛反対だと聞いて……。お節介なご近所さんや診療所の面々の力を借り、母親の気持ちを覆そうとする大先生。婚約破棄騒動から虐待まで、患者の心と体に真摯に向き合うお節介医師の切なくも温かい、笑いと涙の人情物語。大人気シリーズ第4弾! 913円 下町やぶさか診療所 沖縄から来た娘 池永 陽 浅草の診療所医師・真野麟太郎は、ご近所から大先生と呼ばれ頼りにされている。ある日、麟太郎は沖縄から訪ねてきた比嘉美咲と名乗る娘に「あなたが私の、お父さんなんですね」と告白された。美咲の母・律子がそうはっきりと言い残して失踪したという。かつて、律子と親しかった麟太郎は、母娘が心配になり沖縄へ向かうが……。真野家の居候で武闘派女子高生の麻世を相棒に、律子捜しに奮闘する大先生。隠し子騒動から難病、貧困や大病、DVや暴力、性差や人種による痛みや苦しみまで、目を逸らすことなく患者の心と体に寄り添う医師の人情物語。シリーズ初の長編作! 759円 下町やぶさか診療所 いのちの約束 池永 陽 浅草の診療所医師真野麟太郎は、地域で慕われ大先生と呼ばれている。自殺未遂をした女子高生麻世と暮し始めて数カ月。麻世は、自分を傷つけた母の愛人を憎み、母も信じられないでいた。だが診療所で、癌、認知症、思わぬ妊娠、難病などの問題を抱えた人々と触れ合ううちに……。強くなるため道場へ通う型破りな美少女麻世と患者や家族に温かく寄り添う大先生。涙と笑い、切なく愛おしい人情物語。 715円 向こうがわの蜂 池永 陽 蜜蜂がこの世からいなくなると、世界が滅ぶ? 突然の歯の痛みに飛び込んだ歯医者で、小柳薫は蜂にまつわる不思議な予言を聞かされる。その日から、薫の身に次々と不思議な出来事が巻き起こり、多田野黄昏という美女とともに、世の中のずれを直すために、昭和40年代の東京に迷い込むことになったのだが……。ホームレスたちの謎の失踪、二年ぶりの元カノとの再会、自衛隊の回し者とJAの回し者との奇妙な対決、地底の町でおきているという不思議な騒めき……。そして友人でホームレスの植松健吾も、「どうやら俺もそのなかの一人に選ばれたらしい」という言葉を残して姿を消す。四ツ谷駅近くの『斜陽館』という名前の古い洋館を舞台に、“人類にとってかけがえのない宝物”をめぐって、過去と現在という二つの世界で、静かな戦いが始まろうとしている。『コンビニ・ララバイ』『珈琲屋の人々』の著者が贈る、ファンタジックで予測不能のパラレルワールドストーリー。 1,899円 下町やぶさか診療所 池永 陽 東京浅草。診療所の医師・真野麟太郎は、大先生と呼ばれ近所の人々に慕われている。ある日、手首を切った女子高生・麻世が治療にやってくる。麻世の心の傷を知った麟太郎は、一緒に暮らすことを提案。麻世は、家事をすることを条件に同居人になるが…。虐待、認知症、癌など、診療所に持ち込まれる病気や患者の問題に、真摯に向き合う医師と型破りな女子高生が織りなす切なくて温かい下町物語。 759円 ひらひら 池永 陽 常巳22歳、腕っぷしが弱く、要領も悪い、お人好しのチンピラヤクザ。器量は悪いが、心やさしい年上の女・順子と同棲しながら、シンナー密売とパチンコでしのぐ毎日。だが、伝説の博徒・腕斬り万治さんの出所を機に、本物の男になろうと心に決める。仁義にあつく、一本筋を通す仁侠道を歩むため、常巳の悪戦苦闘が始まった――。町の片隅で必死に生きる落ちこぼれ達の姿が切なく胸に染みる物語。 605円 水のなかの蛍 池永 陽 誰もが過去を引きずっている。みんな悲しい思い出を持っている。都会の片隅に、大切な人とはぐれた人々が住む古い洋館アパート・風見館、訳あり客が寄り添い合う喫茶店・前奏曲(プレリュード)がある。そこに住み、そこに入り浸る、お人好しなだけが取り柄の大学生は、堕ろした子供のもとに行きたいと願う謎の女子高生と出会う。ダイナマイトで一緒に死んでほしいと言われた。まっすぐで純な愛のあり方を描く長編。 726円 ゆらゆら橋から 池永 陽 健司の通う小学校に、東京から美しい先生が赴任してくる。昔の恋人を引きずる彼女に健司は心を奪われて――(「ゆらゆら橋」)。中学に入った健司は結核の少女に恋をした。だが彼女は感染を心配し、近づかせてくれない。やがて容態が急変し…(「林檎色の血」)。大人の女性への憧れ、身を焦がす嫉妬、そして永遠の別れ。少年期から熟年期まで、ひとりの男性が人生で出会った切ない恋を描く連作短編集。 715円 北の麦酒ザムライ 日本初に挑戦した薩摩藩士 池永 陽 薩摩島津家一門に生まれた村橋久成。幼き日、西郷隆盛が人は愛するものと言った事を胸に刻む。長じて藩の英国留学生となり陸軍学を修得して帰り、戊辰戦争に参戦。勝者として北海道開拓使官吏となった久成は、倫敦で飲んだ旨い麦酒を日本で造ろうと奔走するが…。近代国家への改革の裏で藩閥の権力抗争が渦巻く現実に反発。エリートでありながら、敗者に寄り添い不器用に生きた侍を描く傑作歴史小説。 649円 コンビニ・ララバイ 池永 陽 小さな町の小さなコンビニ、ミユキマート。オーナーの幹郎は妻子を事故で亡くし、幸せにできなかったことを悔やんでいた。店には、同じように悩みや悲しみを抱えた人が集まってくる。堅気の女性に惚れてしまったヤクザ、声を失った女優の卵、恋人に命じられ売春をする女子高生……。彼らは、そこで泣き、迷い、やがて、それぞれの答えを見つけていく――。温かさが心にしみる連作短編集。 555円 純情必死剣 からたけ割り 池永 陽 夫を殺され仇討ちの旅に出た由衣と下男の藤太。江戸にたどり着き、仇を見つけ、立ち合うことに。藤太は国許で村相撲の関脇を張ったほどの力を持つが、剣のほうは旅に出る直前に僅かに教わった程度。果たして仇討ちは成就するのか。中山義秀賞作家が描く人間の愛と誇りの物語。連作短編集。 1,320円 でいごの花の下に 池永 陽 プロのカメラマンだった恋人が、死をほのめかすメモと使いきりカメラを残して姿を消した。フリーライターの燿子は、彼の故郷・沖縄へと飛ぶ。青い空と海、太陽と風に包まれ愛した男を追いつづける。出会った人々それぞれの過去や今に触れながら、行方知れずの恋人の秘められた驚愕の真実を知っていく。燿子は失った愛を見つけられるのか。南の島で奏でられた生命の讃歌、濃密で一途な純愛小説。 555円 走るジイサン 池永 陽 頭の上に猿がいる。話しかければクーと鳴き、からかえば一人前に怒りもする。お前はいったい何者だ――。近所の仲間と茶飲み話をするだけの平凡な老後をおくっていた作次。だが、突然あらわれた猿との奇妙な「共同生活」がはじまる。きっかけは、同居する嫁にほのかな恋情を抱いたことだった……。老いのやるせなさ、そして生の哀しみと可笑しさを描く、第11回小説すばる新人賞受賞作品。 387円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 池永 陽