佐藤愛子 76件 人気順 新着順 今は昔のこんなこと 佐藤愛子 腰巻、褌、どら息子におぼこ……どこ行った? 我々の祖先は、恥の文化を持っていたのだが。かつて庶民が共有したあのモノと情景を、一流のユーモアで綴る爆笑絶滅風俗事典 559円 院長の恋 佐藤愛子 「ぼくはこの病院を捨てるよ。何もかも全部捨てる。オレはマキと北海道へ逃げる。決心したんだ」。「よく見ておきなさい。あれが恋という病気よ」。人望ある52歳の病院長が陥った恋の病。若い恋人に振り回され、次第に常軌を逸していく姿が、秘書の朝子の目を通して描かれる表題作ほか、旧家の一人娘の意外な男遍歴が明かされる「離れの人」、妻をなくした謹厳実直な男が家政婦に生活を乱される悲喜劇「沢村校長の晩年」他、円熟の傑作ユーモア小説五篇。 597円 女の背ぼね 佐藤愛子 どうも女は目的を立てるとムキになる。ムキになると完璧さを求め、余裕をなくす。もしも私が男だったら「適当に賢く、適当に抜けていて、いざという時に気丈に頑張る妻」が理想である――男女の役割も人生の目的も曖昧なこの時代。豊富すぎる人生経験からくり出される至言、女が人間的魅力を湛えて気持ち良く生きるための名言が満載! 笑って元気になる、爽快エッセイ集。 641円 血脈(上) 佐藤愛子 話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動 865円 血脈(中) 佐藤愛子 話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動 896円 血脈(下) 佐藤愛子 話題騒然の大河長篇、待望の文庫化! NHKTVドラマ化! それは佐藤紅緑が新進女優を狂おしく愛したことに始まった。大正から昭和へ、因縁の炎が佐藤家を焼き尽くす……圧倒的迫力と感動 896円 これでおしまい 我が老後7 佐藤愛子 30年間苦闘を繰り広げてきた花粉症が、この春はどうしたことか、やってこない。ついに私も「完老」したのである――皆さん、さようなら!? 「悟る」ことなく爽快な愛子節を20年続けてきた「我が老後」シリーズもいよいよ最終巻か? タイガーウッズの浮気問題から、「知的人間」のメンド臭さまで、冴え渡る社会考察とユーモアで人間のおかしみをしみじみと堪能させる、元気がでる名物エッセイ! 611円 佐藤家の人びと 「血脈」と私 佐藤愛子 『血脈』登場人物たちのセピア色のアルバム 破天荒な佐藤家一族を描く大河小説『血脈』を振り返り、作品世界の紹介と関連エッセイや対談を収録。当時の貴重な写真も多数掲載 580円 娘と私のアホ旅行(「娘と私」シリーズ) 佐藤愛子 飛行機の“トイレ”がコワイ、愛子センセイが一大決心、冷静沈着な響子サンを伴って初めて外国へ旅立った。バンコク、カイロ、アテネ、ローマ、フィレンツェ、ベニス、ロンドン…。絶妙な母子コンビの行くところ次々に起こる大事件、小事件。大爆笑の中に文明批評を秘めたユニークな怒りと情熱の旅行記。好評「娘と私」シリーズ第三弾。 555円 老兵の消燈ラッパ 佐藤愛子 コドモの給食代を払わぬ親、些細な身体の不調で救急車をよぶ人、プライドばかりが高い草食系男子、必然性のないコンカツに励む女子……今の日本人はここまで甘ったれになった! 理不尽な世相を嘆きつつ、生きるおかしみと哀感を描くアイコ先生。86歳にして抱く現代の世相への怒りと違和感は、実は根底に「人間好き」の性(さが)があればこそ。爽快愉快、お馴染みエッセイ集。 555円 女の学校 佐藤愛子 道理が引っ込めば無理が通る。流れに竿さす者、これまた皆無――理不尽、無邪気、無節操が横行するこの世を慨嘆した愛子学長が、叱咤、教導する好エッセイ集。なお、対女性問題に援用する際、反面教師ともなり得るため、本学は女子専門校にあらず、共学なり。多数の男生徒の受講も歓迎す。 440円 天気晴朗なれど 佐藤愛子 夫はバカバカしい発明に熱中し、手塩にかけた息子は、なんとホスト・クラブ勤め。娘は娘で妻子ある男と不倫の恋。ああ、今まで守り続けてきた我が家はいったい…!? 戦前から戦後にかけ、“家”への奉仕にあけくれた主婦の造反物語を、ユーモアとペーソスを折りまぜて描く! 660円 娘と私の部屋(「娘と私」シリーズ) 佐藤愛子 男にも生理がある??……妊娠もするし、赤ン坊も産むわけ???? 講演に対談に、深夜の原稿執筆に多忙をきわめる佐藤愛子センセイが、ふとみつけた娘との小さな時間……。珍説・怪説続出、痛快無比の才気あふれる親子の対話は今日もつづく。抱腹絶倒! 心温まる異色エッセイ集。 440円 幸福の絵 佐藤愛子 それは他人の目からは、幸せに満ち溢れた家族に見えるのだろうか。美しい額に縁取られた一枚の絵のように。男と私と娘たちとが談笑する世界。しかし、男には妻がいる。そして娘には育ての親が別にいる。幸福という名のベールをはぎとれば、そこには残酷なまでの現実がある。私は目を閉じたまま、この絵の一部になるべきなのか、それとも。人気女流作家・藤山立子の生き様を描く女流文学賞受賞の傑作。 550円 こたつの人 自讃ユーモア短篇集1 佐藤愛子 芦田家は、一郎・百合子の夫婦と、娘の里子、一郎の妹光枝と祖母の春、5人暮らしである。春は皆から呆けていると疎んじられてはいるが、どっこいある秘密を握っているのだ――表題作「こたつの人」他、じわーっと滲む笑いと悲哀、著者自信の短篇集。 550円 これが佐藤愛子だ 2 佐藤愛子 「×夫チャンたら、うちのムスコをサルって呼ぶのよ」と怒る人がいたから「いいじゃない、豊臣秀吉もサルっていわれたんだから」と慰めると、″シツレイねッ″と顰蹙された。親友に「あなたは思ったことをすぐに口に出すからいけない」とたしなめられたが、そんなことはない。もし思った通りいうとしたら「サルが聞いたら怒るヨ」ぐらいいう。あっちもこっちもホンネの話。疾風怒濤の50代。 440円 これが佐藤愛子だ 3 佐藤愛子 参議院選挙に、とどっかから誘いは来ませんか? と訊く人がいる。いやしくも国事であるぞ。軽々にいうとはなにごと! 私なんぞが国政の場に出て行って何になるか。党の秘密であろうが何であろうが、おかまいなしにペーラペラペラしゃべりまくるし、味方だと思っていると突如、敵側に賛成したり、大臣の名前を忘れて渾名で呼んだり、議場が混乱すること必至である。愛子先生50代の自己省察。 440円 これが佐藤愛子だ 4 佐藤愛子 借金取りというものは、会ったことがない間はやはり怖い存在だった。だが実際につきまとわれてみると、怖いというよりは情けなく、いやらしく、滑稽に見ようとすればいくらでも滑稽になる。実際、大のおとなが金のために目の色を変えてわめきまくるというのは本人が必死であればあるほど滑稽だ。その滑稽さがわかるようになれば人生元気に過ごせるのである。楽天的に生きるとはそういうことだ。 440円 これが佐藤愛子だ 5 佐藤愛子 生まれたばかりの赤ン坊を見て、「なんて可愛いんでしょう!」と叫び声を上げる人と一緒に出産見舞いに行くと私はいつも往生する。「ねえ? 可愛いわねえ……」ムリヤリ同意を求められて、せいぜいいえるのが、「大きいですねえ、何キロ?」中には大きくない赤ン坊もいて、子猿の毛をひきむしって水浸しにしたようなのが白いキモノを着て寝ているのを見ると、「大丈夫ですか?」と心配になってくる。 440円 これが佐藤愛子だ 6 佐藤愛子 娘がいう。「私と二人でホテルに泊ってる時、火事になったとするでしょ。その時、怒らないでほしいのよ。きっとママは、なに火事ッ! なんで火事なんか出すんだッ、なんて怒るでしょ。まるで私が火事を出した張本人みたいに。それにセッカチだから、むやみに慌てるでしょ。早くしなさいッ! 怒鳴りまくって、ああもうメンドくさい、窓から飛ぼうなんていって。せめて飛ぶ時は一人で飛んでネ」 440円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 佐藤愛子 3ページ目