佐藤愛子 76件 人気順 新着順 上機嫌の本 佐藤愛子 賢者は、人間はいかなる時でも平常心を失うなという。しかし私にはその「平常心」というやつがどんなものかわからない。ふだんから、「矢でもテッポでももってこい!」という心でいるから、すぐ逆上して突っ走って外から来た苦労を自分で倍にも三倍にもしてしまう。しかし、そのおかげでまあまあ元気に人生への情熱を失わずに生きてこられた。「苦労の数々」に今、感謝している――(本文より抜粋) 60代後半に書かれた原稿の新装復刊である本書には、この60代後半の日々があってこその、93歳を超えて大ブレイク中の秘密が詰まっています。 自分を自然に任せきる(「自然」を「神」と考えてもいい)/病院に行くぐらいなら気絶して痛みを乗り越え自然治癒力を養う/いかなるマイナスにも動じなくなる「株」は人生修行の場/人間万事塞翁が馬。不幸な結婚は私を作家にした/脚長きハンサムな若者には気をつけよ…面白くて元気になる本! 999円 人生は美しいことだけ憶えていればいい 佐藤愛子 現在95歳。誕生日には96歳になる佐藤先生。郵便局や何かに行くとき、ダーッと急いでは息が切れるようになったというものの、「怒っていれば元気」と、持ち前の憤怒の炎は衰えず。老人をねらった詐欺電話を手ぐすねひいて待ち、徹底的に相手を追い詰めることにファイトを燃やしていらっしゃいます。本書は月刊誌「PHP」にご執筆いただいた佐藤先生の、単行本未収録の原稿を主に集め、お互いに10代から知り合いだという大親友で作家の遠藤周作氏(故人)との愉快な対談を巻末に付けまとめました。「少女時代のあんたはきれいだった」と遠藤氏に言われる佐藤先生が、いかにして「怒りの佐藤」になり、90歳を超えて大ベストセラーを出せたのか。元夫の借金を肩代わりしても「苦労したとは思っていない、この世で起こることは、すべて修行」「力一杯生きて、ああ面白かったと言って死ねればいちばん」と語る佐藤先生の、読むだけで元気が出る痛快人生論です。 1,100円 日当りの椅子 佐藤愛子 北海道は道南、浦河という町の中の小さな漁師の集落。そこを守るようにして切り立つ草山のてっぺんで、著者は「山の上のセンセエ」と呼ばれながら、夏を過ごす。厳しい自然を受け入れ、その自然で暮らしを立てる人々は、いつも優しく温かく、そして時は暢気に過ぎていく。――へそを曲げた神サマのご機嫌をなだめたり、安全カミソリと木綿針で肩凝りを治してもらったり……。「笑い」と「ビックリ」がいっぱいの日々を愉快に綴るエッセイ。 500円 老兵は死なず 佐藤愛子 図書館であり合わせの本を一冊だけ読んで、著者を取材に来た女子高生。売春をしてサラ金の借金を返す主婦を励ますTVの司会者。時代は変わった。価値観も変わった。日本中、「怒りの愛子」も到底かなわない、異星人だらけ。でも老兵だって負けてはいられない。世の中、まだまだ放っておけない「怒り」と「笑い」であふれているのだから……。本書は、おなじみ愛子先生の、元気の出る痛快エッセイ集。 479円 私の遺言(新潮文庫) 佐藤愛子 北海道に山荘を建てたときからそれは始まった。屋根の上の足音、ラップ音、家具の移動をともなう様々な超常現象、激しい頭痛。私はあらゆる霊能者に相談してその原因を探った。そうせずにはいられなかった。やがてわかった佐藤家の先祖とアイヌとの因縁。霊界の実相を正しく伝えることが私に与えられた使命だったのか。浄化のための30年に及ぶ苛烈な戦いを記した渾身のメッセージ。 605円 孫と私のケッタイな年賀状 佐藤愛子 親しい知人だけに送った“伝説の年賀状”全記録。 真面目くさった挨拶を年賀状に書くのは億劫だ。文言代わりに私らしい写真を送れば楽でいい――そう思った結果、書くよりも何倍もメンドくさいことに! 孫・桃子相手の扮装写真は、その成長と共にトトロ、幼稚園児、コギャル、泥棒、生首となぜか過激になるばかり。やがて反抗期を迎えた孫の運命は……。 解説・阿川佐和子氏「佐藤家の孫に生まれたかった!」 汗と涙の20年を振り返る、母娘三代の座談会付き。 娘・響子 「桃子、この二十年間の記録を今、客観的に振り返ってみてどうなの?」 孫・桃子 「これを客観的には見られないよ」 娘・響子 「あんたトラウマになってるの? ひょっとして(笑)」 孫・桃子 「これに関する記憶があんまりない(笑)」 祖母・愛子「だから、いま見てどう思うのよ!」 (本文「年賀状 鼎談講評」より) 896円 P+D BOOKS 女優万里子 佐藤愛子 実母の女優人生を愛惜を込めて描いた力作。 時は大正二年――当時まだ珍しかった聚楽館の養成所女優となるも、周囲からは色眼鏡で見られ、鳴かず飛ばずの日々が続いていた横田シナ(後の女優・三笠万里子)。 だが、作家・佐藤紅禄との運命的出会いによって、シナの運命は大きく舵を切っていく。 草創期の関西新劇界を舞台に、紅禄との恋愛や葛藤、修羅場の中を生き抜いたシナの激動の生涯を、実の娘である著者が愛情豊かに描いた感動作。 715円 役に立たない人生相談2 好きなようにやればいい。 佐藤愛子 ミリオンセラー作家・佐藤愛子さんが、中学生からシルバーまであらゆる世代の「悩み」に答えるという、愉快痛快な人生問答エッセイ。波瀾万丈の人生を潜り抜けてきた作家ならではの、時に厳しく時に温かいユーモアあふれる回答は抱腹絶倒まちがいなし! 大笑いしながらも、人生についての深い考察に考えさせられる一冊です。 1,100円 佐藤愛子の役に立たない人生相談 佐藤愛子 人生の波瀾万丈を乗り越えてきた92歳の現役作家が、若者から中高年まで、あらゆる世代の悩みに答えます! 1969年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を受賞されて以来、ずっと第一線で活躍してきた佐藤愛子さんは、二度の結婚と離婚、夫の会社の倒産と莫大な借金など、数々の人生の災厄を乗り越えてきたスーパーウーマンとしても知られています。 本書は、そんな佐藤さんに、後輩世代の20代~70代の男女が、仕事、恋愛、結婚、家族、人間関係、社会のあり方など、さまざまな人生の悩みを相談し、叱咤激励をいただくという人生問答集。 厳しくも温かい言葉の数々、人間への深い考察とユーモアにあふれた回答は、愉快痛快、読みごたえたっぷり、どんな悩みもたちまち吹き飛ぶ一冊です! 1,100円 これが佐藤愛子だ 1 佐藤愛子 人それぞれ、年それぞれ、教育それぞれ、今はいろんな経験、価値観が存在している。同感の人も不同意の人も怒りの人も軽蔑の人も、まあひとつ、「歴史を読む」といった気分で読んでいただきましょう――全エッセイ2万枚より精選した昭和40年代の、驚きと怒りにみちた日本人の姿、時代の変遷。傑作痛快エッセイ第1弾。 440円 週刊文春版[お徳用] 愛子の詰め合わせ【文春e-Books】 佐藤愛子 「面白中毒」ともいうべき性癖ゆえに自ら災難に突進し、波乱の人生を歩んできた作家・佐藤愛子。そんな彼女の、読めばなせだか元気がでるエッセイ41篇を収録。93年の人生の軌跡をたどる、秘蔵写真館、人生年表も入った、とってもお得な詰め合わせの一冊です!※本書は文春文庫『お徳用 愛子の詰め合わせ』に所収されたエッセイを再録、さらに「九十三歳のお正月」「私の覚悟」の二篇、グラビア、対談を加え再構成したムックです。 407円 合本 晩鐘 【文春e-Books】 佐藤愛子 佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。 1,324円 晩鐘 上 佐藤愛子 佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。 652円 晩鐘 下 佐藤愛子 佐藤愛子九十歳・奇跡の話題作、待望の文庫化! 老作家・藤田杉のもとにある日届いた訃報――それは青春の日々を共に過ごし、十五年間は夫であった畑中辰彦のものだった。 「究極の悲劇は喜劇だよ」 辰彦はそういった。 それにしても、どうして普通じゃ滅多にないことばかり起るのか。 当時の文学仲間たちはもう誰もいない。 共に文学を志し、夫婦となり、離婚の後は背負わずともよい辰彦の借金を抱え、必死に働き生きた杉は、思う……。 あの歳月はいったい何だったのか? 私は辰彦にとってどういう存在だったのか? 杉は戦前・戦中・そして戦後のさまざまな出来事を回想しながら、辰彦は何者であったのかと繰り返し問い、「わからない」その人間像をあらためて模索する。 枯淡の境地で、杉が得た答えとは。 『戦いすんで日が暮れて』『血脈』の系譜に連なる、かつて夫であった男と過ぎし日々を透徹した筆で描く、佐藤愛子畢生の傑作長編小説。 702円 それでもこの世は悪くなかった 佐藤愛子 人から見たら悲劇かもしれない人生。 しかし、正々堂々、力いっぱい生きた私はいま、満足だ ――こんな佐藤愛子は、どうしてできた? ワガママ盛りの6歳で聞いた乳母の言葉は、思えば初めての人生の教訓だった。以来、父・佐藤紅緑、母、先輩や友の影響を受けて出来上がったのは、「他人から理解されないばかりでなく、自分でも何かわけのわからない、ヘンな佐藤愛子」。 そして二度の結婚に失敗、夫の借金に巻き込まれ、それでも人は幸福に生きられる! 93歳、初の語り下ろし人生論。 佐藤愛子を作った言葉 「なんぼお嬢ちゃんやかて、大きゅうなったらどうしてもせんならんということが、世の中にはおますのやで」(乳母) 「豆腐屋のオッサンかて校長先生かて、おんなじ人間ですがな」(母) 「カネカネという奴にろくな奴はいない」(父・佐藤紅緑) 「女に小説は書けないよ。女はいつも自分を正しいと思っている」(師・吉田一穂) 「君はね、平林たい子さんのような作家になりなさい」(師・北原武夫) 「苦しいことが来た時にそこから逃げようと思うと、もっと苦しくなる」(師・臼井栄子) 「君は男運が悪いんやない。男の運を悪くするんや」(友・遠藤周作) 815円 ウララ町のうららかな日(新潮文庫) 佐藤愛子 北海道ウララ町に住む徳太郎は、母の遺骨を探しに行ったまま戻ってこない。キツネに憑かれたヨシは、やっとの思いでキツネを落としてもらったものの、これから1人でどうやって生きいてったらいいかわからない。77歳の義太郎はコルク栓のように耳垢がとれて、耳が聞こえるようになった…。霧深いウララ町に展開するウララ人間たちの愛しく哀しいドラマ。 638円 こんなふうに死にたい(新潮文庫) 佐藤愛子 北海道の別荘で聞いた、屋根の上の不思議な足音──。それは霊から私への最初のメッセージだった。以来、頻繁に届けられるメッセージ、死者が投げかける合図の意味を探り、私は死後の世界や祖先のこと、やがて訪れる自らの死へと思いを深めていく。こんなふうに死にたいと考えることは、より素晴らしい生を望むこと。いまだ科学では計れない霊体験をあるがままに綴ったエッセイ。 418円 幸福という名の武器 佐藤愛子 「20歳の時以来、私は不幸というものと同居しているような歳月を生きたが、同居はしているが自分を不幸だと思ったことはなかった……」会社の倒産、莫大な借金、二度の離婚と、波乱と苦闘の人生を前向きに乗り越えてきた愛子センセが最近の世相、親子の気持ち、世代のこと、親しい友人のことなどをざっくばらんに語る辛口エッセイ。 440円 冥途のお客 佐藤愛子 50歳を過ぎて心霊界にめざめた著者が、岐阜の幽霊住宅で江原啓之氏と体験したこと、江原氏が実況中継のように語ってくれた、死後の遠藤周作ら作家たちの姿、狐霊に憑依された女性の奇妙な話、父・佐藤紅緑の霊が語ったこと、霊能者の優劣……。著者が直接見聞きした、霊にまつわる不思議なエピソード満載。いまや「この世よりもあの世の友達のほうが多くなった」佐藤愛子さんの、怖くて切ない霊との交遊録。死は終わりではないからこそ、どう生きたらいいか考える1冊。 529円 かくて老兵は消えてゆく 佐藤愛子 楽隠居になるはずが――どうしてこうなる? 楽隠居を目指したはずが「楽」のつかないただのばあさんになったという佐藤愛子さん。3・11以後の世相を鋭く考察したエッセイ集。 652円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 佐藤愛子 2ページ目