眉村卓 11件 人気順 新着順 P+D BOOKS EXPO’87 眉村卓 EXPO’70の前に書かれた“予言の書”。 ――たしかに万国博は政府や大企業のいうとおり景気を刺激し、新技術を生みだすことだろう。 しかし、それが何だというのだ?それが本当の人間のためなのか?―― 1970年の大阪万博に引き続き、1987年3月15日、愛知県で東海道万国博が開かれようとしていた。科学技術の粋を集めたエキスポは、莫大な資金が動くだけに企業間の争いも激しい。財閥系大企業はもちろん、非財閥系やプランニング会社などをが、しのぎを削っていた。 そんななか、財閥系の企業が密かに養成した産業将校たちが暗躍を始める。彼らの真の目的は何か。果たして東海道万国博は成功するのか……。 70年の大阪万博開催前に書かれた“予言の書”ともいえる長編SF経済小説。 935円 なぞの転校生【期間限定価格(冬☆電書2025 これぞ物語の力! 伝奇・SF・ファンタジー作品フェア)】 眉村卓 岩田広一が通う中学に山沢典夫という転校生が入ってきた。典夫はギリシャ彫刻を思わせる美男子であるのに加え、成績優秀でスポーツも万能だったが、なぞめいた雰囲気を持っていた。ある日とんでもない事件を起こした典夫の秘密とは? 1970年代のNHK少年ドラマシリーズシリーズとして映像化され人気を博した眉村卓がおくるSFジュブナイルの傑作。(講談社文庫) 377円 ねらわれた学園【期間限定価格(冬☆電書2025 これぞ物語の力! 伝奇・SF・ファンタジー作品フェア)】 眉村卓 突如、阿倍野第六中学の生徒会長に立候補し、鮮やかに当選してみせた高見沢みちる。それまで目立たない存在だった彼女は、魅力的な微笑と不思議な力で学園を支配していく。美しい顔に覆い隠された彼女の正体と真の狙いとは? 1970~1980年代に大ブームを巻き起こし、幾度も映像化されてきた日本ジュブナイルSFの金字塔。 477円 P+D BOOKS 燃える傾斜 眉村卓 現代社会に警鐘を鳴らす著者初の長編SF。 「当社は現代科学の及ぶ範囲の事なら何でも致します。契約が成立しさえすれば、その日からあなたはやり直しの権利を持つのです。今すぐドリーム保険に入りましょう!」 合理主義一辺倒の会社に嫌気がさし、恋人も失ったシロタは、その胡散臭い広告の文句に全財産を賭けることにした。だが、それはエリダヌ人が仕掛けた罠で、彼は人体実験の対象にされてしまう。高度な科学力に圧倒されるシロタだが、やがてエリダヌ星も地球も滅亡の瀬戸際にいることを知り……。 豊かな精神性よりも、合理性や効率、利益を求める現代社会に疑問符を突き付ける、著者初の長編SF。 770円 司政官 全短編 眉村卓 地球人類が星々に進出した時代。だが、それまでの連邦軍による植民惑星の統治が軋轢を生じさせるに及び、連邦経営機構は新たな制度を発足させた――それが司政官制度である。官僚ロボットSQ1を従えて、人類の理解を超えた植民星種族(ロボット、植物、角の生えたヒト型生命など)に単身挑む、若き司政官たちの群像。『司政官』『長い暁』の2短編集に収録されていた全7作を作品内の年代順に編纂し、初の一巻本とした決定版。円熟期の眉村SFを代表する、遠大な本格宇宙未来史。 1,799円 消滅の光輪 上 眉村卓 植民星ラクザーンでは、人類と瓜二つの穏和な先住民と、地球人入植者とが平和裡に共存し発展を謳歌していた。だがその恒星系の太陽が、遠からず新星化する。数年内に惑星のすべての住民を待避させよ――。新任司政官マセ・PPKA4・ユキオはロボット官僚を率い、この空前ともいえる任務に着手するが。緻密な設定のもと周到なオペレーションを描きあげ、《司政官》シリーズの最高作にして眉村本格SFの代表作と謳われる傑作巨編。泉鏡花文学賞、星雲賞受賞作! 1,100円 消滅の光輪 下 眉村卓 司政官マセは、ラクザーンの太陽が新星化することをメディアに公表し、緊急指揮権を確立する。だが計画の遂行は困難をきわめた。移住先を決定する住民投票、脱出のための宇宙船運行の手配、待避に充てる人頭税の徴収。しかも計画が進むにともない、住民たちの反撥も高まっていった。それはついに大規模な暴動となってマセに襲いかかったのだ――。さらに悩ましいことに、先住者たちは奇妙にも、誰ひとりとして退避勧告に従おうとしない。空前の計画は、いかにして完遂されるのか? 1,100円 駅と、その町 眉村卓 これは、あなたの住む町の話でもあるかもしれない。国鉄と私鉄が乗り入れている駅「立身」と、その周辺で起こる不可思議な出来事の数々。急行が去った後ホームに倒れていた男の謎、駅の売店に勤める女の謎。身近な町に、魔物が住む? 528円 終幕のゆくえ 眉村卓 六七歳の柴田一郎は、独り暮らしの無聊を慰めるべく、自分史を書きはじめるのだが(「自分史」)。病院帰りに立ち寄ったビルの名店街で渡された腕時計のようなものは、自分がどのくらい嫌われているかわかるというアイテムだった(「嫌われ度メーター」)など、人生の黄昏時を迎えた者たちに訪れる奇妙であやしい出来事。全編書き下ろしで贈る、珠玉の二十の物語。 583円 短話ガチャンポン 眉村卓 2015年1月から執筆を開始した、完全書き下ろしのショートショート集。81歳のSF作家が日常浮かんでくるさまざまなアイディアをもとに日々綴った。マイナンバー制度など、今のアイテムをブラックユーモアで扱っている作品もある。 528円 夕焼けのかなた 眉村卓 外との接触を拒むかのように、町の入り口に位置する「峠」。就職し赴任したひなびた町で、閉塞感に包まれながら、若き日々を過ごした男は、久方ぶりに町を訪れた際に、「峠」で不思議な感覚にとらわれる――長年活躍し、齢八十を超えた現在も健筆を振るう著者の自伝的要素を含む「峠」ほか、人生の夕焼けを生きる者たちの存念や悲哀を物語に綴った、渾身の書き下ろし短編集。 594円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 眉村卓