IfとWhy? で解明するハリウッド古典映画の楽しみ方
川尻勝則
試写では散々の評判だった『真昼の決闘』は、いかにして西部劇の名作となったのか? 『風と共に去りぬ』には、なぜヴィクター・フレミングの他に5人も監督がいたのか? 「ローマ人の休日」という意味のはずが、なぜ『ローマの休日』というタイトルになったのか? 『第三の男』のアメリカ版はなぜ英国版より10分も短いのか? 『市民ケーン』に登場する“ローズ・バッド”とは、何を意味するのか?……その他『サンセット大通り』『アラバマ物語』『モロッコ』『荒馬と女』『カサブランカ』のハリウッドの名画10作品を、とっておきのエピソードを交えて縦横無尽に語り尽くす、映画ファンのためのハリウッド読本。 1,100円