津村秀介 29件 人気順 新着順 異域の死者 上野着17時40分の死者 津村秀介 上野不忍池湖畔で殺された美女は人妻だった。しかも不倫の相手がいる。当然周辺の男女が疑われるが、皆アリバイが成立。物証の一つに疑問を抱いた名探偵浦上伸介が、その人物を追及すると、浦上の眼前で或る駅に電話をして、完璧とみえるアリバイを示したが……。浦上伸介をキリキリ舞いさせる快作。 550円 恵那峡殺人事件 津村秀介 晩秋の気配漂う恵那峡で若い人妻の絞殺体が発見された。被害者の足取りを調べるうちに浮かんだ容疑者は夫。しかし死亡推定時には彼は180キロも離れた長野駅前のホテルにいたらしい。事件の第一発見者が旧知という縁でルポライター浦上伸介はその謎に挑む。表題作のほか7作を収める、旅情推理の傑作集。 555円 大阪経由17時10分の死者 津村秀介 殺人現場は横浜と奈良。死体は血塗られた文庫本と共に桜の木の下に横たわっていた。同じ日の昼と夜に起きたこの二つの殺人にどんな関連があるのか? 或るヒントを得たルポライター浦上伸介は事件の謎と犯人の正体を追う。しかしその人物には鉄壁のアリバイが……。アリバイ崩しの妙を満喫させる傑作。 550円 小樽発15時23分の死者 津村秀介 小樽在住の美人画家が、札幌のホテルで殺された。捜査の進展につれ、画家の過去に複雑な人間関係が浮かぶ。犯人の目星はついたのだが、惨劇の時刻に絶対のアリバイ! さらに犯行に使われた凶器もその時北海道になかった。強固この上ない厚い壁に名探偵浦上伸介が必死に挑む、旅情&アリバイ崩しの秀作。 660円 湖畔の殺人 津村秀介 晩秋の河口湖畔、朝霧の中に艶めいた和服の女性の絞殺死体が発見された。下半身剥き出しのその凄惨な姿は行きずりの凶行を匂わせた。しかし狙いは意外なところにあった――。歪んだ欲望と金への妄執、社会のひずみが生み出す小悪漢たちの犯罪。本格推理の名手がミステリータッチで描く、傑作事件小説8編。 550円 寝台急行銀河の殺意 津村秀介 秋田県横手市の安アパートに潜伏していた男が、密かに殺された。横浜の会社の経理係で、実は公金を横領していたらしい。警察は共犯者の匂いをかぎ、神奈川、秋田、京都に捜査網を拡げる。やがて関係者と思われる謎の美女が浮かんだ! ルポライター浦上伸介が頭脳と行動力で得意のアリバイ崩しに挑む傑作。 550円 瀬戸内を渡る死者 津村秀介 週刊誌の女性編集者北川真弓は、四国取材の途中、屋島で藤の花の下に倒れた若い女の他殺体を発見した。被害者は東京で夫とスナックを経営する人妻で離婚の寸前だったという。真弓は週刊誌の記事にするべく事件を追う。露わになった被害者の人生、そして意外な犯人とは? 旅情あふれる、アリバイ崩しの名編。 550円 松山着18時15分の死者 津村秀介 夕暮の松山港に美女の絞殺死体! 現場に残った観光地図と将棋の駒からはなんと我らが名探偵浦上伸介の指紋が発見された。むろん浦上に覚えはない。被害者の周辺から浮かんだ容疑者と浦上との壮絶な知恵くらべは、二転三転とスリリングな展開をみせ、ミステリーの極致へ! これぞアリバイ崩しの名編。 550円 最上峡殺人事件 津村秀介 最上峡の川岸に美女の死体。彼女は地元素封家の娘で医大を卒業し、婚約もしていた。前途明るい彼女に何が? 証言で謎の男が浮かぶ。ルポライター浦上も男を追って上高地に飛ぶが、男は殺されていた。真犯人は最上峡と上高地とをどう往復できたのか。浦上は時刻表に挑むが――。旅情プラス本格の傑作。 550円 紅葉坂殺人事件 津村秀介 雨の横浜・紅葉坂で、貿易会社の社長が殺された。しかも十日ほど前にはこの社長の出張先名古屋で、車から二千五百万円が強奪されていた。容疑は身近の部下にかけられた。しかしルポライター浦上は、別に真犯人がいると信じる。調べるうち、謎が次々と!横浜、名古屋、福岡、秋田等を結ぶミステリーの秀作。 550円 小樽発15時23分の死者 津村秀介 札幌のホテルで、美貌の女流画家が殺害された。被害者の周辺を捜査するうちに、容疑者として一人の人物が浮かび上がった。しかし彼には完璧なアリバイが。ルポライター・浦上伸介は、巧妙に偽装された容疑者の足取りを見事に暴くが、問題は凶器の所在だった。犯行に使われたその凶器には、絶対の不在証明があったのだ……。旅情&アリバイ崩しの傑作小説! 550円 松山着18時15分の死者 津村秀介 松山港にほど近い人気(ひとけ)のない工場街。レンタカーのなかで争う男女の姿が通りがかったOLによって目撃された。女性の首にはベルトらしきものが……。加害者は茶色いブルゾンを着た中背の男。その姿形(すがたかたち)、残された指紋などから、ルポライター・浦上伸介に嫌疑は向けられた。自らの潔白を証明すべく、仕組まれた罠に敢然と挑む。アリバイ・トリック崩しの名編! 550円 大阪経由17時10分の死者 津村秀介 「桜の樹の下には屍体が埋まっている!」横浜と奈良で見つかった二つの刺殺体。それぞれの現場には血に染まった梶井基次郎(かじいもとじろう)の文庫本が残され、同じ箇所に傍線が引かれていた。遺留された凶器も同型の果物ナイフ。さらに、黒いコートを着た長髪の男が目撃されていた。犯行時刻の差は約7時間。同一人物の犯行は可能なのか!? ルポライター・浦上伸介(うらがみしんすけ)が犯人を追う! 550円 京都着19時12分の死者 津村秀介 京都へ向かう下り新幹線ひかり号の中で、上流家庭の夫人らしい死体が発見された。翌朝、京都駅前の高級ホテルで、元暴力団員がやはり死体で発見される。二人は同じ毒物で殺され、さらにそれぞれの現場周辺からは同じ指紋が見つかった。京都府警のベテラン刑事・堀内(ほりうち)は綿密な捜査で犯人に迫るが……。アリバイ崩しの醍醐味(だいごみ)! 多重トリックに挑む刑事の活躍! 550円 新横浜発12時9分の死者 津村秀介 遺産相続で弟妹ともめていた女が失踪した。残されたのは、「北川」と書かれた便箋と、伊豆(いず)半島と思われる走り書きの地図。熱海(あたみ)で彼女のハンドバッグが見つかり警察が動くが、弟妹と夫には完璧なアリバイがあった。彼女はどこで殺されたのか? 死体はどこにあるのか? 何重にも張りめぐらされたアリバイトリックの巨大な壁にルポライター・浦上伸介(うらがみしんすけ)が挑む! 550円 京都 銀閣寺の死線~18番ホームの夜行列車~ 津村秀介 古都・京都。五山(ござん)送り火の翌夜、ウィークリーマンションの一室で男が刺殺された。数時間後、「哲学の道」では女の服毒死体。その近くから、男性刺殺の凶器の包丁が発見された。男と女は、それぞれ銀閣寺の写真と護符を所持。それは25年前のものだった。さらに護符には謎の言葉が……。2つの事件と銀閣寺の接点、ルポライター・浦上伸介の推理が冴える! 550円 札幌 月寒西の死線~寝台特急トワイライトエクスプレスの罠~ 津村秀介 前野美保は、休日を利用して、友人と大阪と札幌を結ぶ豪華寝台特急トワイライトエクスプレスに乗った。翌日、同じ列車に乗っていた梶本峰雄が、札幌で遺体で発見された。車内にいたはずの人物が遠い札幌の地で、死んでいたのはなぜか。美保をアシスタントに、ルポライターの浦上伸介は時間と場所のトリックを暴くべく、トワイライトエクスプレスに乗り込んだ! 550円 加賀 兼六園の死線~特急サンダーバードの罠~ 津村秀介 大阪発富山行きの〃サンダーバード1号〃のなかで、男が殺された。そして翌日、金沢・兼六園で女が殺された。二つの殺人現場には、同一人によると判明した遺留品が……。被害者二人の関係、容疑者のアリバイ、謎は深まるばかり。巧妙に張り巡らされた謎を、ルポライター・浦上伸介が一つずつ解き明かす……! 死線シリーズ第二弾登場! 550円 長崎異人館の死線~上野着 6時26分の壁~ 津村秀介 宇都宮発上野行きの始発電車が運んできた、男の服毒死体。所持品は、コインロッカーの鍵と血痕のついたナイフ。後日、宇都宮で発見された刺殺体の血液型が、ナイフのものと一致。場所を違えた相互殺人説に捜査は傾く。死んだ二人には、半年前の一億二千万円強奪事件に関与の事実……。ルポライター・浦上伸介は、二人の過去が長崎につながることを突き止めた。 550円 上高地・芦ノ湖殺人事件~山形新幹線・つばさ100号の「乗客」~ 津村秀介 あじさいの咲く箱根路で、バスの墜落事故が発生した。犠牲者・荻野泰子の遺族に連絡すると、事故の前日、泰子の兄・功男が広島で刺殺されていたことが判明。ルポライター・浦上伸介は、兄妹の不可解な連続死亡事件に作為の匂いを嗅ぐ。取材で浮かび上がったのは、兄妹の秘められた背景だった!? 墜落事故に潜むある謎と、容疑者たちの完全無欠のアリバイ! 660円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 津村秀介