佐倉ユミ 3件 人気順 新着順 華ふぶき 鳴神黒衣後見録 佐倉ユミ 一日だって、忘れたこたぁねぇ。 鳴神座にかけられた四半世紀前の「呪い」……。 若き役者と裏方たちは「因縁の芝居」を成功させるため、命を懸けて稽古する。 芝居への熱き想いが心を揺さぶる好評シリーズ第3弾! 鳴神座一同は、狂言作者松鶴の言に驚愕した。二十五年前、一座が大失敗した演目「雪中白狐華宴」をやると宣ったのだ。 父を殺された狐の兄弟が、雪原で仇討ちする話である。作者見習いで一座の力になりつつある狸八は、“雪衣”を務めることに。 だが、凝った衣裳と道具が要り、緻密な立ち回りを求められる難儀な芝居だった。そんな折、主役ふたりの確執が明らかとなり……。 902円 螢と鶯 鳴神黒衣後見録 佐倉ユミ 思いのすべてが迸る! だから、芝居はやめられない―― 黒衣には黒衣のこだわりが、役者には役者の執念がある。 若手だからって譲れない「舞台」への想い、果てなき道。 畑で大根を盗んでいた文無しは、江戸三座に追いつこうと意気込む鳴神座の狂言作者・石川松鶴に拾われた。 狸八と命名され下働きとなるが、実は大店育ちで掃き掃除さえできない狸八は、一座のお荷物に。だが、舞台で大雨を降らせるという松鶴が出した難題を見事解決。自らの生きる道を見出して……。 裏方と若手役者が芝居にすべてを捧げる熱気と狂気の物語。 792円 ひとつ舟 鳴神黒衣後見録 佐倉ユミ 一座の未来に、自分の姿はあるか―― 見習い黒衣の狸八は、肝心の場面でしくじってしまう。 裏方として舞台を支える中で見つけた、進むべき道は… 若者たちの芝居への情熱がほとばしる好評シリーズ第2弾。 元は大店の長子だが道を踏み外し狂言作者見習いとなった狸八は、芝居一座鳴神座に少しずつ馴染んでいく。平家物語の一節、那須与一が扇を射る場面を駆け出しの役者たちで演ずるにあたり、狸八が黒衣を務めることに。 矢を受けて高々と舞う扇を演出する役目だ。しかし初稽古に思わぬ落とし穴が……。 失態を犯し針の筵の狸八は、再び己の居場所を作るべく奮闘する。 902円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 佐倉ユミ