森詠 14件 人気順 新着順 吉原首代 左助始末帳 森詠 分別盛りの真面目な男衆が四十両もの大金を持ち逃げした。病持ちの女房のためか、積もり積もった借金のためか。始末を命じられた左助は地道な聞き込みで男衆を見つけるが、狡猾な同輩に先を越されてしまう。首代が守るべくは正義よりも廓の利。左助は情と掟の狭間で葛藤する。文庫書下ろし新シリーズ! 759円 新編 日本中国戦争 怒濤の世紀 第一部 中国異変 森詠 2021年夏。中国内部に異変あり。権力闘争に、国を憂える少壮青年将校団が決起、軍事クーデターにより、中国の政権を握った。若手中心の軍事政権は、地方の分離独立を許さず、その象徴としての台湾の独立を阻止しようと軍事攻勢を開始する。中国海軍は南シナ海の覇権をめざして、南沙諸島の台湾領有の太平洋島攻撃を開始する。中国動乱が日本の存亡の危機に発展する! 682円 新編 日本中国戦争 怒濤の世紀 第三部 台湾危機 森詠 独立志向をめざす台湾に対し、中国軍政権は、東沙諸島攻略の後、いよいよ硬軟とりまぜての台湾締め上げ作戦を開始した。だが、その人民解放軍も中国国内も一枚岩ではない。日米政府も、必ずしも歩調は一致しておらず、同床異夢の状態にある。台湾危機に対し、はたして米国は台湾防衛に駆け付けるのか? 日本は? その最中、中国軍による台湾封鎖、シーレーン破壊作戦が開始される。 891円 新編 日本中国戦争 怒濤の世紀 第二部 台湾海峡波高し 森詠 台湾独立阻止を口実に、中国軍は台湾攻略を決意する。台湾海峡の波高く、大量のミサイルが台湾に降り注ぐ。中国海軍は、南沙諸島に続き、東沙諸島を攻撃し、台湾軍を駆逐する。日米は台湾危機に対して、日米安保条約を発動。さらに国連安保理に提訴し、国連による中台和平仲介を促すが、中国軍事政権は聞く耳を持たない。台湾が日本をじわじわと追いつめる。 660円 おーい、半兵衛 4 剣客隠密 森詠 西国への修行の旅で出会った浪人者に、長州に伝説の鬼無剣を遣う幻の剣聖がいると聞き、半兵衛は興味を抱く。そして、その同じ舟に乗り合わせていた旅芸人一座のお妙という美しい娘に一目惚れする半兵衛。だが、その旅芸人達には、ある秘密が隠されていた…… 722円 おーい、半兵衛 5 剣客失格 森詠 剣聖鬼無を追って秋田の南部藩に入った半兵衛は、そこで鬼無に弟子入り。しかしこれがとんでもない人物で、酒池肉林を謳歌する、剣客失格の大俗物だった。半兵衛のほうも秋田美人に惚れられ、ついには江戸に逃げ帰るはめに…。痛快愉快の大好評シリーズ! 759円 おーい、半兵衛 6 剣客無双 森詠 無双の剣である大文字流の遣い手を追って、半兵衛は信州の山奥に向かった。はたして、秘剣谺返しとはどのようなものなのか? 半兵衛はこの秘剣を破り、真の剣客として開眼できるのか? 隠された半兵衛の秘密がついに明らかになる、大好評シリーズの完結編! 759円 おーい、半兵衛 1 剣客志願 森詠 道場主の大柿幸之介は、長男の半兵衛が後を継ぐことを望んでいたが、人のいい半兵衛は、のらりくらりと躱すばかり。半兵衛は木刀は苦手だが、真剣を持つと人が変わる天賦の才の持ち主だった。そんな半兵衛が呉服屋の娘・奈々の用心棒を引き受けたことから…。 712円 おーい、半兵衛 2 剣客修行 森詠 剣客修行のために旅に出た半兵衛は、ある宿場町で雲海という奇妙な老人と出会う。絵師でもある雲海は酔えば酔うほど強くなるという「酔剣」の達人で、半兵衛は弟子入りをする。修行中、半兵衛が暴漢に襲われた西国の大藩の姫を救い出したことで思わぬ事態に… 712円 おーい、半兵衛 3 剣客慕情 森詠 故郷の加賀で、半兵衛は死んだはずの母親が実は生きているらしいと聞かされる。その謎をたどってゆくと、加賀大門寺藩の世継ぎを争う内紛が明らかになってきた。実は半兵衛が前藩主のご落胤だという風説が流れ、お家騒動の渦中に巻き込まれてゆくが……。 722円 遠野魔斬剣 森詠 盛岡藩主・南部家が治める遠野城下で若い娘十六人が相次いで失踪した。「魔切り剣」を悪用する天狗一味の仕業で、首領の大天狗は大柿半兵衛が遣う酔剣・神仙夢想流の達人との噂。“兄弟弟子”の悪事を見過ごせぬと、半兵衛は神々や物の怪が棲む異界・遠野へ。しかし現地の古老は、天狗は守り神、真の敵は呪力を操り悪行を重ねる「神魔一族」だと語り…。 613円 吉野桜鬼剣 森詠 満開の桜の下で、秘剣一閃! 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげ、その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、何度かの密命を帯び、その都度見事につとめあげた。坂下門外の変の後、安藤は失脚したが、半兵衛の剣の腕の評判を聞きつけた柳生家の当主・俊順(としむね)から、新たな依頼が寄せられた。柳生家の在所に出没する「桜鬼(おうき)一族」を成敗して欲しいというのだ。吉野山中に跋扈する一族は、奈良の高僧や天領の代官たちを殺め、金銀財宝を掠奪。討伐のため派遣された柳生新陰流の剣士たちも皆、渦巻く桜吹雪に紛れて刀が一閃する「吉野桜鬼剣」に打ち破れたという。知心流の新たな秘剣「翡翠(かわせみ)」を伝授された半兵衛は、早春の大和国・吉野へ向かう。「桜鬼一族」とは何者なのか。新陰流をも打ち破る、幻想的な桜鬼剣とは……!? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第三弾! 613円 双龍剣異聞 森詠 剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては幕府の密使をつとめあげた。その働きが買われて安藤の信頼を得た半兵衛は、ふたたび密命を帯びることとなった。宮本武蔵の二刀流を受け継ぐ「二天一流阿蘇流」開祖で、秘剣「二天双龍剣」を遣う伝説の剣豪、肥後国の阿蘇重左衛門宛ての密書を託されたのだ。薩長や肥後に討幕反乱の兆しが見られる中、幕府は阿蘇一族の力でその動きを牽制したいと考えているのだ。重左衛門は宮本武蔵の再来とまでいわれ、これまでにさまざまな剣の達人が挑んだものの、勝って戻った者はいないという。加えて、すでに幕府が派遣した数人の密使は皆、道中で殺されるか行方不明となっているらしい。伝説の剣客に会うためなら、危険も厭わないだろうと、半兵衛に白羽の矢がたてられたのだ。双龍剣は「邪剣」として封印されたという噂も届く中、半兵衛は浪人・蟹江又左衛門とともに、咸臨丸に乗船、海路長崎を経由して肥後国熊本へ向かうのだった……。剣豪・阿蘇重左衛門とは何者か。そして半兵衛の運命は !? 「走れ、半兵衛」シリーズ、待望の第二弾! 586円 風神剣始末 森詠 時は14代将軍・家茂の治世。剣客・大柿半兵衛は、かつて加賀・前田家の剣道指南役を務めた知心流師範で、いまは江戸の下町で道場主を務める大柿幸之助を父に持つ。木刀は苦手で、妹の紗織に免許皆伝の先を越されたが、真剣を持つと天賦の才を発揮した。数度の武者修行を経て腕を上げ、老中・安藤信正が画策した公武合体政策、和宮の降嫁に際しては、父の知人・勝海舟に剣の腕を見込まれ、幕府の密使をつとめあげた。その働きが買われ、半兵衛はふたたび安藤から密命を打診される。安藤家が藩主の陸奥・磐城平藩は多額の借財を抱え、借金返済のため領内の金山開発を目論んだが、山間に住む「風神剣」を操る一族に邪魔立てされて困っている、ついては風神一族を退治してほしい、という要請だった。すでに派遣した公儀隠密による調査が失敗したと知った半兵衛は、依頼を断ったものの「風神剣」への興味を押さえきれず、陸奥へ向かうことに。半兵衛は道中、常陸国の海沿いの街道で、黒装束の侍たちに追われる女と遭遇。助けを請われて男たちと相対するが、追いつめられた女は崖下に飛び込んでしまう。彼らは柳生新陰流の遣い手で、侍頭の服部兵馬は「あれは蝦夷の女だ」と告げ、去って行った。夜、同宿した男・和田一畝から、金鉱開発の測量で派遣されたがどうしても目的地に辿り着けない、その場所は「風神一族の村」の手前にあると聞いた半兵衛。さらに女中からは、その村は「来るなという地」だと聞かされる。翌日、和田とともに向かった場所で、半兵衛は服部兵馬と再会するが……。風神一族はなぜ邪魔をするのか。風神剣とは!? 森詠氏の人気シリーズ「おーい、半兵衛」待望の続編、実業之日本社文庫に登場! 586円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 森詠