新日本空母「やまと」(3)米艦隊襲来!国防軍の激闘
野島好夫
2015年、専守防衛の軛から脱し、国を守る完全な軍隊として生まれ変わった自衛隊―日本国防軍は、北朝鮮の武力侵攻を退け、地下資源を巡るベトナム・カンボジアの紛争を鎮圧し、アジアにおける盟主としての立場を確たるものとした。だが、それをこころよく思わない中国は、ついに日本に対して宣戦を布告。日本本土に向けて、大量の弾道ミサイルを放ち、仙台と鹿児島の二都市が被害に遭ってしまう。さらなる悲劇を避けるため、日本国防軍は、中国のミサイル基地撃破を決意、日本国産空母『大和』から、巡航ミサイルを搭載した最強戦闘機F100『剣龍』が飛び立ち、新鋭駆逐艦が中国海軍潜水艦に向けて、必殺の魚雷『飛魚』を撃ち放つ!だが、不毛な日中戦争の先には、世界を我がものにせんとする超大国・アメリカとの死闘が待ちかまえていた…。限りなく現実に近い、本格近未来戦史、堂々の完結。 330円