なぜ日本人はupsetを必ず誤訳するのかーー英語のフレームで考えるということ
著者:アン・クレシーニ
upset(アプセット)って「心配」なの?それとも「怒ってる」の? 「さすが」「思いやり」「迷惑」って英語で何と言うの? etc.。
四半世紀を日本で過ごす、日本と日本語が大好きな言語学者アン・クレシーニさんが、英語ネイティブとして、また日本語研究者として言わずにおれない日本人の英語の惜しいポイントを、自分自身の体験談や失敗談をまじえながら楽しく解説。使いこなせないとまずい基本動詞、英語になりにくい日本語、あるいは日本語になりにくい英語、日本人が失敗しがちな英文法の注意点、使えるとネイティブバリにかっこいいSNS英語の5つの章立てで、友達や同僚などとの日々の英会話で使える短い英文やフレーズがぐんぐん身に付きます。また、ことばの表面的な置き換えだけでは解決しない、日本語と英語話者それぞれの世界観の違いからくる言葉と概念の「ズレ」や、学び続けることの意義について、深掘りします。英語だけではなく、ことば一般に関心がある方にもきっと発見がある一冊です。 ※本書はWebメディア「ENGLISH JOURNAL ONLINE」での連載の一部を改編し、書籍化したものです。
[特徴]
●特徴1 友達や同僚との日常会話がもっと楽しく、もっとスムーズになる
--- カジュアルな毎日の英会話に役立つ表現、日本人の多くが間違って使っている英単語、英語で言い表しづらい日本語など、かゆいところに手が届く英会話のコツと、誰かに言ってみたくなるイキイキとした例文が満載。
●特徴2 日本人の弱点を知り抜いたバイリンガルの言語学者が選ぶ英語表現
--- 日本の大学で長年、英語を教え、自らもカタカナ英語を研究しているバイリンガルの言語学者アン・クレシーニさんが、英語と日本語の特性の両面から、日本人が学ぶべき36項目を厳選。
●特徴3 福岡県発エッセイと英語と日本語のギャップを埋める言語学的考察
--- 言葉が指す概念が日本語と英語でなぜこうもズレるのか、日本語学習者としての福岡県宗像市での生活体験をまじえた爆笑エッセイで、楽しく読み進めます。英語と日本語の「世界観」の違いについて深掘りしたコラムも充実。
[構成]
Chapter 1 これだけで会話力アップ ネイティブ感覚で使いこなす基本動詞
Chapter 2 意味の幅が広すぎて要注意な、訳しにくい英語
Chapter 3 相手に誤解されないために知っておきたい英文法
Chapter 4 頭を柔らかくして考えよう。英語に訳しにくい日本語
Chapter 5 今すぐ使ってみたくなる、クールで便利なSNS英語
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