田中啓文 71件 人気順 新着順 鍋奉行犯科帳 浪花の太公望 田中啓文 大坂庶民の夏の楽しみといえば、天神祭と鱧料理。だがこのところ、刀ばかりを狙う賊徒が横行し、東西町奉行所の与力や同心たちは祭どころではない。能天気なのは食い道楽の奉行・大邉久右衛門のみで、騒ぎをよそに料理方の源治郎に鱧の骨切り修業を言い渡す始末。その目的が噴飯もので――(「地車囃子鱧の皮」)。他、極上の献立が彩る2編を収録。鍋奉行の名裁きが魅せる食いだおれ時代小説第3弾。 616円 鍋奉行犯科帳 京へ上った鍋奉行 田中啓文 大坂の町に、将軍家治のご落胤「天六坊」なる者が現れた。すわ天下を揺るがす一大事! のはずが、こんな時でも大食漢の西町奉行・大邉久右衛門の頭の中は美食の探究一辺倒。貧乏飯屋「業突屋(ごうつくや)」のトキ婆さんからもらったハゼを天ぷらにしたのだが、どうにも口に合わない。実は大坂と江戸の天ぷらには大きな違いがあって……(「ご落胤波乱盤上」)。他、型破り奉行が大活躍の2編を収録。シリーズ第4弾。 638円 落下する緑 田中啓文 ジャズバンド、唐島英治クインテットのメンバー、永見緋太郎は天才肌のテナーサックス奏者。音楽以外には関心を示さないのが玉に瑕だが、ひとたび事件や謎に遭遇すると、フリージャズを奏でるように軽やかに解決していく。反対に展示された絵画の謎、連綿と受け継がれたクラリネットの秘密、消えたトランペット奏者の行方など、永見の推理は――。鮎川哲也も絶賛した、著者のデビュー短編「落下する緑」にはじまる、洒脱で軽妙な本格ミステリ連作集。各エピソードの雰囲気に合わせ、著者が自らチョイスしたジャズCD、レコード紹介のおまけ付。/著者あとがき=田中啓文、解説=山下洋輔 693円 ウィンディ・ガール~サキソフォンに棲む狐I~ 田中啓文 典子は、高校吹奏楽部のアルトサックス奏者。典子のサックスにはクダギツネのチコが棲みついているが、誰にも秘密だ。地区大会出場者を決める部内オーディションの直前、部員が襲われ怪我を負う事件が起こる。レギュラーを狙う誰かの仕業なのか。チコは犯人がわかったと典子に囁くが――。吹奏楽に情熱を傾ける典子とチコが謎を解く、音楽溢れる青春ミステリー。 715円 ハナシはつきぬ! 笑酔亭梅寿謎解噺5 田中啓文 弟子入りして三年が過ぎても竜二は師匠の梅寿にいいように使い回され、落語の修業もままならない。そんなある日、テレビ番組で放った一発ギャグが大ヒット、たちまち売れっ子タレントになってしまった。とはいえギャグ嫌いの梅寿の目は怖いし、仕事をつめこむ事務所からは落語を封印されて、悶々とする毎日に。ついには自分の名前を冠した番組が決定するが――。青春落語ミステリ、感動の最終巻。 715円 鍋奉行犯科帳 道頓堀の大ダコ 田中啓文 道頓堀に巨大なタコが現れた。対処に大わらわの大坂西町奉行所の面々をよそに、大食漢の名物奉行・大邉久右衛門が用人・佐々木喜内に命じたのは――(『蛸芝居』)。連日連夜、豆腐ばかりの献立に、久右衛門は爆発寸前。どうやら財政難のせいばかりではないようで――(『地獄で豆腐』)。垂涎必至の4編を収録。大坂を舞台に描く、謎あり恋ありグルメありの食いだおれ時代小説第2弾。 660円 落下する緑 田中啓文 バンド、「唐島栄治クインテット」のテナーサックス奏者・永見緋太郎は、ある日、バンドのリーダー唐島に誘われ、絵画展にやってきた。ところが、永見たちが見ている目の前でちょっとした騒ぎが起きる。絵画展のメインでもある抽象画「落下する緑」が上下逆さまに展示されているというのだ。その場に居合わせた絵の作者・宮堀重吉は大激怒。しかし、展覧会の初日には確かに正しく絵は展示されていたという…。果たして誰が、いつ、何の目的で絵を逆さまにしたのか?永見緋太郎の推理が冴え渡る、痛快ミステリー小説。 110円 ハナシがうごく! 笑酔亭梅寿謎解噺4 田中啓文 落語ブームのはずなのに、なぜか笑酔亭梅寿一門だけは、食うや食わずの極貧生活。バイトに明け暮れる竜二も、気がつけば入門三年目、大きな節目を迎えていた。事務所にナイショの闇営業に励んだり、落語CDリリースの話が転がり込んだり、漫才師の登竜門「M壱(エムワン)」に挑戦したり…。芸人としての迷いに直面しながらも、落語の奥深さにますます魅了されていく竜二の成長を描くシリーズ第四弾。 660円 ハナシがちがう! 笑酔亭梅寿謎解噺 田中啓文 上方落語の大看板・笑酔亭梅寿のもとに無理やり弟子入りさせられた、金髪トサカ頭の不良少年・竜二。大酒呑みの師匠にどつかれ、けなされて、逃げ出すことばかりを考えていたが、古典落語の魅力にとりつかれてしまったのが運のツキ。ひたすらガマンの噺家修業の日々に、なぜか続発する怪事件! 個性豊かな芸人たちの楽屋裏をまじえて描く笑いと涙の本格落語ミステリ。 550円 ハナシがはずむ! 笑酔亭梅寿謎解噺3 田中啓文 万年金欠状態の梅寿の個人事務所<プラムスター>に時代劇オーディションの話が舞い込んだ。一門をあげての参加の末に、合格したのは金髪トサカ頭の竜二。芝居の面白さにハマり込み、落語の修業も上の空。案じた梅寿は地方のボロ劇場に竜二を送り込むが、ここがまた曲者ばかりの芸人の巣。さらには、東京vs大阪の襲名を賭けた世紀の対決が勃発して…。ますます快調! 青春落語ミステリー第三弾。 660円 ハナシにならん! 笑酔亭梅寿謎解噺2 田中啓文 金髪トサカ頭の竜二が飲んだくれの落語家・笑酔亭梅寿の内弟子となって、はや一年。梅駆の名前はもらったものの、相も変わらず、どつかれけなされの修業の日々を送っている。そんな中、師匠の梅寿が所属事務所の松茸芸能と大ゲンカ、独立する羽目に─! 東西落語対決、テレビ出演、果ては破門騒動と、ますますヒートアップする笑いと涙の落語ミステリ第二弾。 660円 1234 TOP 電子書籍(本・小説) 田中啓文 4ページ目