北野勇作 17件 人気順 新着順 人面町四丁目 北野勇作 大災害に被災し、行き場を失った男が遺体安置所で出会った不思議な女――。いっしょに来る? その言葉に導かれ、女の故郷人面町で、いつしかともに暮らし始めた男が出会うこの世のものとは思えぬ異形のものたち。そして、曖昧な記憶の糸をたぐりよせ、男がたどりついた、哀しくも酷いあの日の事実とは!? 日常のすぐそばで、ひたひたと迫る恐怖を描く逸品。 594円 ハグルマ 北野勇作 男がテストプレイを頼まれたゲーム。それは、とてつもなく生々しくリアルなものだった。ゲーム世界に、のめり込んでいくに従い、現実との境目がどんどん曖昧になっていく男。彼の中で、何かが徐々に狂い始めていた。時を同じくして、男の妻が怪しげな会合に参加するようになる。ゲーム、謎の団体……全てに関わる『ハグルマ』とは!?『ドグラ・マグラ』的狂気の宴がここに!! 638円 100文字SF 北野勇作 Twitterで発表された約2000篇の【ほぼ百字小説】から200篇を厳選。たった100字で無限の時間と空間を創造する、まったく新しいSF【固定レイアウト型】 638円 カメリ 北野勇作 楽しいって、なんだろう?世界からヒトが消えた世界のカフェで、模造亀のカメリは思う。朝と夕方、仕事の行き帰りにカフェを訪れる客、ヒトデナシたちに喜んでほしいから、今日もカメリは石頭のマスターとヌートリアンのアンと共にカフェで働き、ささやかな奇跡を起こす。心温まるすこし不思議な物語。 902円 イカ星人 北野勇作 コンビニの裏の秘密工場で生み出されるイカ星人の陰謀とは? 売れないSF作家「K」が、近所のコンビニで手にした謎の求人チラシ。「簡単な流れ作業で高収入、単純で今日から出来ます稼げます」今にして思えば、それこそがKにとってのイカ星人と戦いの始まりだったのだ! イカ星人の秘密工場でつくられるさまざまなイカ製品がもたらす、さまざまな悲劇・喜劇・不条理劇。噛めば噛むほど味わいがでるスルメみたいな北野ワンダー・ワールド。 ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 ウニバーサル・スタジオ 北野勇作 阪神、タコ焼き、通天閣、道頓堀、食いだおれ……魅惑と陶酔のテーマパークへようこそ! ここはウニバーサル・スタジオ。大阪をテーマにした楽しいアトラクションがあなたをお待ちしています。巨大タコが襲う水上バスの刺激的なライド、四天王寺の亀の池ではカメ型メカとザリガニ型怪生物の痛快なバトル、通天閣からは軌道上イカリングへの魅惑のツアーにお連れします。そして、阪神タイガース優勝を祝しての道頓堀ダイブも心ゆくまでどうぞ。いや現実には、人類滅亡まで二度と優勝できなかったわけですが…。 ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 空獏 北野勇作 「獏」と呼ばれる制御システムがもたらす眠りのなか、延々と戦争の夢を見続けている 昔々のこと。世界が古くなったので、えらい人たちは獏を創って、新しい世界を夢見てもらうことにしました。みんなは安心して獏のなかで眠りにつきました。でも、やがて獏は不安に囚われてしまったのです。自分のなかの人たちは実は死んでいるのではないか、と。まあ、そんなこんなで私は、戦いつづけているわけだ。商店街で敵を待ち伏せしたり、ヒト型戦闘機械に乗り込んだり、西瓜太郎の指揮で悪の王国に奇襲をかけたり。でも肝心の私とは誰か、まったく思い出せないのだけれどね、あの夕陽のきれいな街の風景以外は……。 9つの短篇と10の掌篇が織りなす、不条理で情けなく、けれどヒトに優しい戦争の話。 ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 クラゲの海に浮かぶ舟 北野勇作 蛋白質工学を専門とするぼくは、人工の生き物をつくる研究をしていた 科学者になりたかった。科学者になって怪獣を創りたかったのだ。どんなものでも創れるシステム。なんでも売っているデパート。人に夢を見せてくれる機械。大人になったぼくは「会社」の技術開発部に所属して、新しい生き物を作る研究をしていた。だが、意に反した方向で進められることになった研究の続行を拒否し、会社を去ることになってしまった。そのせいであれに関する記憶のすべては、会社によって破壊されることに……。 ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 ザリガニマン 北野勇作 この世界のシナリオを書き換えてやろう……そのために、戦い続けるのだ! 『有限会社ムゲンテック』の社員トーノヒトシは、「人類の敵」を開発する最中に、謎の爆発事故に巻き込まれた。破壊された機材、飛び散った現実。生体素材と人間とのインターフェイスは思いがけない事態に発展。彼は「正義の味方」ザリガニマンとなってしまったのだ。ゆけ、トーノヒトシ! 戦え、ザリガニマン! ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 どーなつ 北野勇作 どこまでが自分でどこまでが他者なのかわからない……この記憶はほんとうに自分のもの? 父の迎えを待ちながらピンボール・マシンで遊んだデパート屋上の夕暮れ、火星に雨を降らせようとした田宮さんに恋していたころ、そして、どことも知れぬ異星で電気熊に乗りこんで戦った日々……そんな“おれ”の想い出には何かが足りなくて、何かが多すぎる。いったい“おれ”はどこから来て、そもそも今どこにいるのだろう? どこかなつかしくて、せつなく、そしてむなしい曖昧な記憶の物語。連作短編SF小説。 ●北野勇作(きたの・ゆうさく) 1962年生まれ。大阪府在住。SF作家。1992年『昔、火星のあった場所』で第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。2001年『かめくん』で、日本SF大賞受賞。著書に『クラゲの海に浮かぶ舟』『どーなつ』『きつねのつき』『どろんころんど』『カメリ』等。 495円 北野勇作どうぶつ図鑑(全) 北野勇作 北野勇作さんといえば、ずばり“動物”。日本SF大賞受賞作『かめくん』はいうまでもなく、『ザリガニマン』『イカ星人』など、その作品の多くには数々の動物たちが重要なモチーフとして登場します。そんな北野さんの作品世界を一冊に集成しました。電子書籍版には北野さんの書き下ろし全解題が収録されるなど、必携版です。北野さんならではの、どこか懐しくて、どこか切ない世界にひたってください。※通常書籍の全6巻に、カバー折り返しのコラムと著者全作解題を収録した電子オリジナル版です 990円 かめくん 北野勇作 かめくんは、自分がほんもののカメではないことを知っている。カメに似せて作られたレプリカメ。リンゴが好き。図書館が好き。仕事も見つけた。木星では戦争があるらしい。第二十二回日本SF大賞受賞作。 814円 きつねのつき 北野勇作 人に化けた者たちが徘徊する町で、娘の春子と、いまは異形の姿の妻と、三人で暮らす。あの災害の後に取り戻したこの幸せ。それを脅かすものがあれば、私は許さない……。切ない感動に満ちた再生の物語。 770円 あの穴 北野勇作 戦時中に作り出された肉弾官能兵器のなかでも、とりわけ名器とされている「さのばびち」…。この兵器に襲われたひとりの男の、エロくてグロい独白。とにかく読めば分かる、読まねば分からない、究極のエログロSF小説!? 220円 社員たち 北野勇作 会社が地中に沈んだ?怪獣クゲラの誕生?妻が卵になった?低所得者用未来改造プログラム?戦時下なのか不景気か?明日のために出社する。奇想と笑いと哀愁に満ちた、超日常の北野ワールド12編。 1,408円 虫歯治療 北野勇作 嫌なことはつい先延ばしにしてしまう性格のわたしだったが、ついに痛みがこらえられず、仕事の空き時間に会社近くの歯医者へ向かった。商店街から一本外れた路地の、古ぼけたビルの4階にあるその歯医者で、わたしはとんでもない体験をするのだった…。誰もが一度は行ったことがある歯医者だからこそ、自分にも起こりそうな恐怖体験。背筋がひんやりする傑作SF小説! 110円 レイコちゃんと蒲鉾(かまぼこ)工場 北野勇作 蒲鉾工場に勤めるぼくが巻き込まれるのは奇っ怪な事件ばかり。怪物化した蒲鉾に社員が誘拐されたり、食べられちゃったり……。特殊事件調査検討解決係の一員として、係長に危険な任務を押しつけられる毎日だ。ちょっと生意気な小学生「レイコちゃん」との冒険が、ぼくをさらに不思議な世界へと運んで行く――。奇妙でどこか滑稽でなんだか怖く、なぜだか懐かしい、SF大賞作家が贈る大人のためのファンタジー。 550円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 北野勇作