中井紀夫 22件 人気順 新着順 遺響の門-サイレント・ゲート- 中井紀夫 【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。 なにかを理解すること、理解してもらうことなんて本当にできるんだろうか―。 惑星グレイストームで暮らす高校生・遙は、街で出会った少女ヴィオレッタとともに、原住種族ウルボアイの村近くにある巨大な「門」を訪れた。 その場所は、ウルボアイと奇妙な交流をもつ謎の種族クランガの領域であった。 クランガの抜け殻が、人類と星間戦争を続ける異星種族キラーバグの姿に酷似していることに気がついた遙。 〈門〉で得た宇宙創世のヴィジョンは、遙の心に新しい意志を芽吹かせた。 驚きに満ちた本格SF長篇。 770円 モザイクI 少年たちの震える荒野 中井紀夫 【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。 学校なんか、家族なんか、世界なんか、壊れてしまえばいいって思ったこと、あるだろう? ぼくは、壊してしまったんだ、実際に―。 廃墟も同然に崩壊した地区。しかし国道をはさんだ反対側には、もとのままの街が無傷で残る。 頻発する謎の地震―M震でモザイク状に崩壊した東京をさまよい歩く少年、リュウ。 野球帽とサングラスで素顔を隠したリュウはやがて、M震で家族を亡くした少年たちのグループに合流する。 生き残るための戦いと逃亡の日々の中、リュウの奇妙な告白に、グループのリーダー大輔は…。 770円 モザイクII 少年たちの震える荒野 中井紀夫 【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。 街をモザイク状に襲うM震―その源は、少年リュウの“血”にはらまれた危険な超能力によるものなのか。 この世に“崇高なる破壊”をもたらすことを目的とした教団“星なき荒野”。 その教祖・蓮沼無熱が、自らの体細胞DNAより生み出したクローン、それがリュウという存在の真実であったのだ。 仲間の大輔や母・唯花らと離れ、廃墟の街をひとりさまようリュウ。失意の彼に、教団の魔の手が迫る。 壊してしまった空間と、壊れてしまった心が交錯するとき、世界はどんな姿を見せるのか!? 書き下ろし第二弾。 770円 モザイクIII 少年たちの震える荒野 中井紀夫 【ご購入の前に】本電子書籍には、紙版収録のイラストが収録されておりません。 あらかじめご了承ください。 少年の壊れた心には、現実世界をも揺るがす力があった! 世の破滅を志向する教祖・無熱のクローンとして生まれた少年リュウ。 M震とは、彼の歪んだ内的世界が、具象化されたものだったのだ。 DNAに強大な超能力を秘めたリュウは、野球帽とサングラスを楯にして、周囲に溶け込めないまま、孤独な幼年時代を過ごす。 そして中学生になった頃、M震発動の引き金をひく、ある事件が起きたという。 リュウの心の安定を取り戻すことで、東京の復興を実現することができるのか? 好評シリーズ、ついに完結。 770円 【合本版】タルカス伝 中井紀夫 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑む! 血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユ。そこを治める狂熱風雲王がひとりの娘に惚れた。その娘とは、狂熱風雲王が長年攻め落とせずにいる辺境の小国“花と硝子のふるさと”アムネシアの王、黙り牛のひとり娘だった。力ずくで彼女を手に入れようと考えた彼はアムネシアに対して兵を起こし、その不意をついて国境を越え攻め入ったのだった。 名作SF「タルカス伝」シリーズ1~5巻が、合本版として登場! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 2,310円 【合本版】能なしワニ 中井紀夫 住民のほとんどが超能力を持っている星で、賞金首を求めてさすらう“能なし”ワニ! ナインガックは文明に見離された植民惑星。しかし住民は西部開拓時代の風俗にどっぷりつかって結構楽しくやっている。その上、住民のほとんどが超能力を持っているあきれた星でもある。しかし、たまに何の能力も持たない奴もいる。主人公ワニはその「能なし」なのだ。くやしさから拳銃の腕をみがいたくだらん流れ者だが、妙に愛嬌があって憎めない。 名作SF「能なしワニ」シリーズ1~7巻が、合本版として登場! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 3,300円 死神のいる街角 中井紀夫 うそのバスに乗り込むと、別世界に連れ去られる…? ぼくは急いでいた。約束の時刻にすでに遅れていたのだ。タクシーが来たら乗るつもりだったが、タクシーも一台も通らない。苛々しながら、バスを待ちつづけた。三十分以上経って、ようやくバスの姿が見えた。ああ、やれやれ、ようやく来た、とぼくは思った。思った直後、ぼくは目を剥いていた。それはうそのバスだったのだ。〈うそのバス〉行先表示板にそう書いてあった。(「うそのバス」より) 短篇の名手が趣向を凝らして描く、世にも不思議な世界。傑作短篇集。 ・葬式 ・元気でやってるかな ・怪我 ・寝ぐせの男 ・うそのバス ・車刑(くるまけい) ・挽肉の味 ・やめられない楽しみ ・鮫 ・獣がいる ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 タルカス伝(1) いまだ生まれぬものの伝説 中井紀夫 セックスと暴力と神話、掟破りの奇想天外ファンタジーの幕開け! 血と精液の匂いに満ちた狂乱の国グユ。そこを治める狂熱風雲王がひとりの娘に惚れた。その娘とは、狂熱風雲王が長年攻め落とせずにいる辺境の小国“花と硝子のふるさと”アムネシアの王、黙り牛のひとり娘だった。 青く冴えわたる満月のように美しい、というその評判を聞くや、狂熱風雲王は矢も盾もたまらずに彼女を欲しいと焦れる。ならば力ずくで彼女を手に入れようと考えた彼はアムネシアに対して兵を起こし、その不意をついて国境を越え攻め入ったのだった。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 タルカス伝(5) 火の山の彼方に 中井紀夫 ふたりの呪術師の目のまえで、究極の破壊者タルカスが誕生する! ついに“タルカス”が誕生した。存在するものすべてを敵とする、究極の破壊者が目指すのはアムネシア。そこはいまや戦乱の地となっていた。長年のグユの圧政をはねのけ蜂起したアムネシアだったが、狂熱風雲王はあらゆる手段でこれを押し潰そうとする。 そして戦いがクライマックスを迎えようとしたとき、“タルカス”が姿を現わした。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 タルカス伝(3) 剣をとりて炎をよべ 中井紀夫 アムネシアが滅びて15年、炎の海より生まれし男が、いま立ち上がる! 花と硝子の都アムネシアが、血と精液の国グユに滅ぼされて15年。グユの狂熱風雲王とアムネシアの王女のあいだに生まれた赤ん坊は、ひとりのたくましい若者に成長した。 彼の名はグレン。アパポクワ族の村で育てられたグレンは、15歳になったいま、成人の儀式に参加しなければならない。だが、一方で彼をアムネシア再興の旗印としようとする者たちがいた。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 タルカス伝(2) 炎の海より生まれしもの 中井紀夫 美しさゆえに暴君の慰みものとされた姫がたどる、数奇な運命とは? 照葉樹の生い茂るアパポクワの村で、一人の若者が旅立ちを決意した。炎を見ないと欲情できない彼らアパポクワ族のために、いつでも火をおこせる爆砂を探しにいこうというのだ。 一方、その頃、血と精液の勾いに満ちた都グユは、花と硝子の都アムネシアを攻略し、念願の美姫ユリアを手に入れた狂熱風雲王の凱旋パレードに湧いていた。月の光のように美しいこの娘を巡って様々に入り乱れる欲望と思惑……。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 タルカス伝(4) 火の山よ目覚めよ 中井紀夫 炎より生まれし放浪の剣士、機械の街を乗っ取る! 狂熱風雲王とアムネシアの王女のあいだに生まれた男、グレン。育ての親のもとを抜け出し、放浪の旅を続けるグレンは、ある時ザハシャラモドンの町で囚われの身になった。持ち前の運と力で町を乗っ取ったグレンだったが……。 一方、アクラ山の頂上火口では、存在するものすべてを敵とする、究極の破壊者“タルカス”の誕生が迫りつつあった。 官能、暴力、呪術、化学、神話、音楽、あらゆるものを飲み込んで想像力の限界に挑み、「オールタイム・ベスト級の傑作」として絶賛された異世界ファンタジーの傑作が、ついに電子で復刊! ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(1) 南から来た拳銃使い 中井紀夫 超能力者だらけの西部劇惑星で、何の超能力もない流れ者が拳銃片手に悪党どもと渡り合う! 能なしだからってなめちゃケガするぜ。おれの拳銃はなまじかな能力より手強いからな……ナインガックは文明に見離された植民惑星。しかし住民は西部開拓時代の風俗にどっぷりつかって結構楽しくやっている。その上、住民のほとんどが超能力を持っているあきれた星でもある。しかし、たまに何の能力も持たない奴もいる。主人公ワニはその「能なし」なのだ。くやしさから拳銃の腕をみがいたくだらん流れ者だが、妙に愛嬌があって憎めない。今日も賞金首を求めてさすらうそんなワニの行く手には……軽妙なタッチで描く不思議なウエスタン開幕! 「能なしワニ」シリーズ第1弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(5) 続・ワニよ銃をとれ 中井紀夫 究極の能力者カルロスはワニの両親をも殺していた! 復讐を誓ったワニの戦いのゆくえは? ワニの両親はカルロスに殺されていた。ワニは復讐を誓う。七人の頼もしい仲間も集まった。元保安官のピートは念動力を使うと絶頂感にある女性と交感し、なんでも屋のモンタナは生まれた場所へだけテレポートでき、女教師ローラは念動力で家具を動かし、牧童頭のジョニーは頭の中で正確に時をきざむ、などなど。しかも、事なかれ主義の町の人間はことごとくワニたちを妨害する。いやになるほどハンデを負ったワニは、究極の能力者カルロスに挑むのだった! さらに騎兵隊とナッツの戦い、カルロスに拉致されたマリエの運命は? 「能なしワニ」シリーズ第5弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(3) 恋の拳銃無宿 中井紀夫 西部劇ショーに入ったワニはいたいけな少女と恋に落ちる……連続殺人事件にかかわる恋の顛末! ワニは東部に来た。おなじみ超能力者だらけの西部劇惑星という設定らしからぬ宇宙港と百万都市をひかえた文明の地。何の超能力もない能なしの拳銃使いなど使いみちがない。と考えるのは早計で、芸は身を助く。首尾よく西部劇ショーの一座にもぐり込む。そして、エッタ・フェアに出会ったのである。その能なしの少女はワニを前代未聞の気持ちにさせた。どうやらワニが恋をしたらしい。やれやれ。しかし、それが謎の連続殺人事件にからんでくるとは、ワニならずとも知る由もなかった……。能天気な拳銃使いといたいけな少女の甘くてこわい恋の顛末! 「能なしワニ」シリーズ第3弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(7) 遙かなる大渓谷 中井紀夫 能なし男が世界を救う? 無限の深さをもつ大渓谷へ向かうワニには多難が待ち構えていた! カルロスの死体から生じた“闇”が再び世界を覆い始めていた。一方、トカゲ・ライダーズの魔手を逃れ、別れ別れになったワニ、クサフリ、マリエらは各々妖女とのあぶない行為や大自然の猛威、謎の美丈夫との恋などを経験しつつ、いつしか無限の深さをもつ大渓谷へ向かう。騎兵隊に追われる尻尾怖いらも加わり、期せずして主要登場人物一同が目指すそこには、惑星を発見した探査船が眠っているという。ついに、この奇妙な惑星の謎が明かされるのか。果たして闇の侵攻を阻止できるのか。愛すべき能天気野郎のシリーズ完結篇。その首尾やいかに? 「能なしワニ」シリーズ第7弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(2) 裏切り砦の拳銃無頼 中井紀夫 食いつめて騎兵隊に入隊したワニ、現住民と一触即発の砦で奇怪な超能力者相手に大暴れ! ここは超能力者だらけの西部劇風植民惑星。主人公ワニはすご腕の拳銃使いだが何の超能力もない能なし。と思っていたら、少女アンドロイドを探し歩く中年男クサフリと組むと凄まじい放火能力を発揮するのは前回の活躍にくわしい。さて今回ワニはクサフリにさそわれ、食うために騎兵隊に入る。しかしその砦は大酋長尻尾怖い率いる原住民の大軍と一触即発の危機にあった! 拳銃使いが騎兵隊に入ってもろくなことはなかろうという大方の予想の下、やはり奇怪な超能力、超絶な濡れ場、火を噴く拳銃が入り乱れ……乞御期待。奇想天外なワニの活躍! 「能なしワニ」シリーズ第2弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(4) ワニよ銃をとれ 中井紀夫 冗談のような能力者たちを味方に、ワニは前代未聞の能力をもつ究極の悪役と対決する! ワニは南部に来た。腰には拳銃がない。エッタの喪に服して拳銃断ちをしているのだ。しおらしい限りだが、ずい分思いきったものである。さて、金山の町に足を止めたワニ。おとなしくしていられるはずもなく、たちまち町のボスと険悪な間柄になる。相手はこれまでの悪役とはケタ違いの強大な能力者だ。敢然と立ち向かうワニ。そしてワニを助ける実にやくにたたない能力者たち! 一方、尻尾怖い率いるナッツと騎兵隊の緊張高まる中、クサフリは呪術修行に余念がない。さらにマリエも元気に再登場。なんだか波瀾万丈の展開が予感されるのだが……。「能なしワニ」シリーズ第4弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 能なしワニ(6) 荒野のトカゲ・ライダーズ 中井紀夫 人々の超能力が暴走を始めた、その原因究明のため旅にでかけたワニたちだったが…… 悪戦苦闘の末にワニたちはカルロスを倒した。だが、カルロスは死んでなお祟るとんでもない奴だった。死体から流れ出る“闇”が人々の超能力を暴走させたのだ。死体を燃やし尽くしていったんは危機を脱したが、呪術を修めたクサフリの破滅への予感は強まる一方。かくして、ワニたちは大陸の西へ赴くことになった。破滅の原因を解明すべく、かつてこの惑星を発見した後、大峡谷に消えた無人探査船の伝説を求めて。だが、マリエや少女アンドロイドらとの珍道中は、途中、奇妙で兇暴な盗賊団との遭遇により、思わぬ道草を食うはめになるのだった……。「能なしワニ」シリーズ第6弾。 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 ブリーフ、シャツ、福神漬 中井紀夫 偶然はじまった物々交換はどんどんエスカレートしていって… 最初は雑誌だった。地下鉄駅の改札脇の手摺のうえに、週刊の漫画雑誌が置き去りにされているのを見つけて拾い、そのかわりに、勤め帰りの車内で読んできた夕刊紙をその場所に置いたのだ。 それからである。この地下鉄駅での物々交換が奇妙な形に発展しはじめたのは。ランニング・シャツなどの下着、スプーンやカップなどの食器、インスタントのラーメンやカレーなどの食品、さまざまなものが毎日置かれるようになっていった。(「ブリーフ、シャツ、福神漬」より) 短篇の名手が趣向を凝らして描く、世にも不思議な世界。傑作短篇集。 ・ブリーフ、シャツ、福神漬 ・とてもたくさんの数 ・ずどん! ・肌が合う ・不幸の伝説 ・ぼくのパロディ ・隣の電話 ・地図の地図 ・このあいだの話 ・満員電車 ・お尻をめぐる冒険 ・新聞が読めない ・空き地のイセエビ ・例の席 ・屋上のUFO ・名前を忘れた ・コーヒーと散歩 ●中井紀夫(なかい・のりお) 1952年生まれ。武蔵大学人文学部卒業。ハヤカワSFコンテストを経てデビューし、短篇「山の上の交響楽」で星雲賞を受賞。主な著書に、『能なしワニ』シリーズ、『タルカス伝』シリーズ(ともに早川書房)、『漂着神都市』、『海霊伝』(ともに徳間書店)など著書多数。 495円 12 TOP 電子書籍(本・小説) 中井紀夫