残滓

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あらすじ

表題作「残滓」ほか、怪しくも美しい11篇を収録。

「私と結ばれたいのだろう? さぁ、お前さんが望むように愛し合おうではないか」
かつて山奥に祀られていた神と、病に冒され孤独に生きる人間。
死を待つふたりが迎える結末は――。

表題作「残滓」ほか、怪しくも美しい11篇を収録。

<著者紹介>
水無飛沫(みな しぶき)
明治大学文学部を卒業。
Webやイベントなどで小説の発表をしつつ、脚本の提供などを行う。
学生時代より各国の神話や海外文学を好んで読む。
民話に興味があり、各地方をフィールドワークしながら図書館に入り浸ることもしばしば。
異類婚姻譚など、幻想的な題材を情緒豊かに表現することを得意とする。

<目次>
天気雨
蛇恋
孤蝶
太陽と鳥と

真夏の雪女
あさきゆめみし
雉恋
黒無垢
館 前編
館 後編
残滓