長尾靖 2件 人気順 新着順 満ちてくる海鳴り挽歌 長尾靖 未来のキリスト教布教の重責を担ったのは、うら若き紅顔の美少年四人。逆巻く荒波を超えていったのは「選ばれし者」だったのか、それとも――。 時は1582年、戦国の世を制した織田信長の時代。イエズス会巡察師ヴァリニァーノの発案により、日本国を足掛かりとしたアジアにおけるキリスト教布教の礎を築くため、欧州へ向けて使節団が派遣される。キリシタン大名の名代として選ばれるは、主席正使の伊東マンショ祐益、そして千々石ミゲル、中浦ジュリアン、そして原マルティノ。未知なる世界へ向かう高揚感とともに、四人の少年を乗せた船は長崎の港を出航してゆく――。「天正遣欧少年使節」として世界を見聞した少年たちの船旅と、時代に翻弄された彼らの数奇な運命をドラマチックに描く歴史小説。 <著者紹介> 長尾 靖(ながお やすし) 関西学院大学文学部英文科卒業。以後、県立高校で英語教師として勤務。他の著書に、イエスと弟子たちを描いた「聖者たちのレクイエム」がある。 1,144円 聖者たちのレクイエム Requiem Apostolorum Sanctorum 長尾靖 イエスとその弟子たちの苦難の足跡を描いた壮大な歴史ファンタジー ローマによるキリスト教徒への迫害が激しさを増していく中、イエスの弟子たちは、 そのほとんどが聖都エルサレムを出て、西へ東へと散っていった。 互いに申し合わせたかのように、惜しみなくその命を捧げ、殉教していくことになる。 それは、純粋な信仰心と気高き使命感に導かれた、まさに使徒と呼ぶに相応しい 崇高な生き様であった――。 1,056円 1 TOP 電子書籍(本・小説) 長尾靖