各話一覧
00:23:55 第18話 伊達の死装束 あらすじをみる
謙信と兼続の秘密を暴くため、菩薩像の行方を追う半蔵・左玄・井伊。天正18年6月5日 ようやく奥州より伊達政宗が着陣したが、遅すぎる小田原到着に秀吉の怒りを買い箱根幽閉を命じられる。兼続は八王子城攻略へ向かう前、片倉小十郎を訪れ箱根の湯に誘った。小十郎の心情を察する兼続。そこへ湯けむりの中から現れたのは小十郎の主君、伊達政宗。二人の前で月夜に向かって拳を突き上げた。「いずれはわしが天下人じゃ!」
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謙信と兼続の秘密を暴くため、菩薩像の行方を追う半蔵・左玄・井伊。天正18年6月5日 ようやく奥州より伊達政宗が着陣したが、遅すぎる小田原到着に秀吉の怒りを買い箱根幽閉を命じられる。兼続は八王子城攻略へ向かう前、片倉小十郎を訪れ箱根の湯に誘った。小十郎の心情を察する兼続。そこへ湯けむりの中から現れたのは小十郎の主君、伊達政宗。二人の前で月夜に向かって拳を突き上げた。「いずれはわしが天下人じゃ!」
00:23:55 第19話 動き出した忍 あらすじをみる
政宗と小十郎の間にも強い絆があった。「まるであやつのようじゃな」秀吉は利休にこぼすのであった。八王子城へ進軍する上杉軍を待ち伏せていた三葉葵の軍勢、それは家康であった。挨拶を述べ行き過ぎようとする兼続に家康は井伊の醜態を詫びるが、不意に兼続の顔を凝視し―徳川の企みを察した景勝と兼続、謙信の菩薩像を守るために次郎坊を走らせるが、左玄に拉致される。瀕死の次郎坊の前に現れたのは、鎧をまとった巨大な獣だった。
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政宗と小十郎の間にも強い絆があった。「まるであやつのようじゃな」秀吉は利休にこぼすのであった。八王子城へ進軍する上杉軍を待ち伏せていた三葉葵の軍勢、それは家康であった。挨拶を述べ行き過ぎようとする兼続に家康は井伊の醜態を詫びるが、不意に兼続の顔を凝視し―徳川の企みを察した景勝と兼続、謙信の菩薩像を守るために次郎坊を走らせるが、左玄に拉致される。瀕死の次郎坊の前に現れたのは、鎧をまとった巨大な獣だった。
00:23:55 第20話 魔物 あらすじをみる
左玄ら伊賀忍軍に捕らわれ、瀕死の次郎坊を連れ去った異形の魔物。それほどの秘密を謙信の直臣でもあった次郎坊は握っていた。それは、遡ること永禄二年(1559年)、長尾景虎(後の上杉謙信)と妙姫(当時の関白、近衛前久の妹)が、ささやかな情を交わしたことから始まった。その夜、足利義輝将軍の名の下、近衛邸で催された祝宴に、景虎と若衆姿に扮した妙姫は大盃を交わす。宴もたけなわの頃、何者かが侵入した気配を察した妙姫は―
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左玄ら伊賀忍軍に捕らわれ、瀕死の次郎坊を連れ去った異形の魔物。それほどの秘密を謙信の直臣でもあった次郎坊は握っていた。それは、遡ること永禄二年(1559年)、長尾景虎(後の上杉謙信)と妙姫(当時の関白、近衛前久の妹)が、ささやかな情を交わしたことから始まった。その夜、足利義輝将軍の名の下、近衛邸で催された祝宴に、景虎と若衆姿に扮した妙姫は大盃を交わす。宴もたけなわの頃、何者かが侵入した気配を察した妙姫は―
00:23:55 第21話 滅亡と絆 あらすじをみる
秀吉の戦略は非情だった。天正十八年六月二十三日、上杉、真田、前田の豊臣連合軍は一万五千の兵力を以て八王子城へ攻め入った。抗する城側も農民混在のわずか三千の兵では、結末は火を見るより明らかなものとなった。女子供も巻き込み、凄惨を極めた戦いはたった一日で終結、落城の報を受けた北条氏政、氏直は追い打ちをかけられる様に、突如小田原城の眼前に現れた秀吉の石垣城を見て戦意を喪失。一方的な戦況に、兼続は景勝に問う。
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秀吉の戦略は非情だった。天正十八年六月二十三日、上杉、真田、前田の豊臣連合軍は一万五千の兵力を以て八王子城へ攻め入った。抗する城側も農民混在のわずか三千の兵では、結末は火を見るより明らかなものとなった。女子供も巻き込み、凄惨を極めた戦いはたった一日で終結、落城の報を受けた北条氏政、氏直は追い打ちをかけられる様に、突如小田原城の眼前に現れた秀吉の石垣城を見て戦意を喪失。一方的な戦況に、兼続は景勝に問う。
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