ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】

あらすじ

怪談──それは夜の巷に潜む、報われぬモノの物語。不浄の魂を浄化する異能の怪談作家と、その弟子による怪異譚スタート!\n地方から大学受験のために上京した鳥居狭は、予備校を辞め、アルバイトをしながらネットカフェを点々としていた。この日も夜勤明けで街をうろついていた狭は、たまたま目に入った寄席に立ち寄った。弁当を食い、うとうとしていると、舞台ではベテラン噺家によって「怪談」が披露されはじめる。気が付くと「怪談」で語られた幽霊が狭の前に現れ??。\n実話怪談を異能の技で蒐集し、補完。怪談として世に放つことで浄化する怪談のゴーストライター・石神井包とその弟子・鳥居狭による怪異解放の物語が始まる!

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  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」1
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」1
    怪談──それは夜の巷に潜む、報われぬモノの物語。不浄の魂を浄化する異能の怪談作家と、その弟子による怪異譚スタート!\n地方から大学受験のために上京した鳥居狭は、予備校を辞め、アルバイトをしながらネットカフェを点々としていた。この日も夜勤明けで街をうろついていた狭は、たまたま目に入った寄席に立ち寄った。弁当を食い、うとうとしていると、舞台ではベテラン噺家によって「怪談」が披露されはじめる。気が付くと「怪談」で語られた幽霊が狭の前に現れ??。\n実話怪談を異能の技で蒐集し、補完。怪談として世に放つことで浄化する怪談のゴーストライター・石神井包とその弟子・鳥居狭による怪異解放の物語が始まる!
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」2
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」2
    怪談によって生じた、現実と見紛う寄席での霊体験。\n噺家の普光院透里(ふこういん とうり)に弟子入りを志願したものの、やんわりと断られた鳥居狭(とりい はざま)は、車を運転していた石神井包(しゃくじい くるむ)から、幽霊が見えることを言い当てられる。\n狼狽する狭に「霊が何かを言ってなかったか?」と問う石神井だったが……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」3
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ひとつ目「回る濡れ女」3
    寄席に現れた女の霊が呟いた人物名を、鳥居狭(とりい はざま)から聞いた石神井包(しゃくじい くるむ)は急ハンドルを切ると、多賀根(たがね)という人物に電話をかける。\n女の霊が向かったのは、7年前にとある事件に関わった廣波(ひろなみ)の自宅だった。\n廣波の部屋に着いた二人が見たものは?\nそして、鳥居を新たな「怪談」が待ち受けて……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」1
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」1
    「怪談」のゴーストライター石神井包(しゃくじい くるむ)の弟子になった鳥居狭(とりい はざま)は、半ば強制的にとある空き家を訪れていた。\nそこは不動産屋の担当者や関わった人間が次々に不審死や失踪を遂げる、所謂事故物件で、しかも前週に下見に向かった、石神井の弟子の狐塚(こづか)が失踪していた曰く付きの家で……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」2
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」2
    10年前、一家四人が惨殺され、妻が顔を焼かれて殺された家。\n関わった人間が次々と不幸に見舞われる事故物件に足を踏み入れた、ゴーストライター=石神井包(しゃくじい くるむ)とその弟子=鳥居狭(とりい はざま)。\n入った途端、霊が見える狭は二階を走っている小さな足音を聞く、そして一階のリビングには何かが佇んでいた。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」3
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」3
    一階の父親の霊に反応を示し襲われた鳥居狭(とりい はざま)だったが、石神井包(しゃくじい くるむ)の持つ不思議な「四つ身」のおかげで難を逃れるも一瞬死線を彷徨うことに……。\n正気に戻った狭が石神井から事故物件のあらましを聞き、二人が二階を捜索していたとき、近くのコインパーキングで待つ不動産屋の背後に……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」4
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」4
    事故物件の二階で姉弟の霊と遭遇した石神井包(しゃくじい くるむ)と鳥居狭(とりい はざま)。\n何かに脅えるようにクローゼットに隠れていた、幼い霊たちと対話を試みる最中、家が大きく揺れる。\n石神井が何かに気付いたとき、狭は自分を呼ぶ聞き慣れた声を聞く。その刹那、強烈な光と轟音を伴い、家全体が巨大な衝撃に包まれ……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」5
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」5
    またしても、「おしら様」の呼びかけで死から逃れた、鳥居狭(とりい はざま)と石神井包(しゃくじい くるむ)。\n二人に対して負の感情を剥き出しにし、業火を伴って襲ってきた「顔を焼かれた母親の霊」を、石神井が身体に飼う「天人の白狐」による「白九字」で浄化するのを目の当たりにしたとき、狭は……
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」6
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談ふたつ目「顔を焼かれた母親」6
    長い一日の終わり、鳥居狭(とりい はざま)はニュースを見て硬直する。\nそれは寄席で見たあの女を殺した犯人とその共犯者が、不審死を遂げたことを知らせるものだった。\n同刻、石神井包(しゃくじい くるむ)は「怪談・顔を焼かれた母親」を上梓する。\n数日後怪談が普光院透里(ふこういん とうり)により高座で披露された後、ひとりの男が事故車の中で焼死する。そして、新たな怪談はトンネルの暗がりで……。
  • ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談みっつ目「隧道の泣き骸骨」1
    ゴーストライターとその弟子【タテヨミ】 怪談みっつ目「隧道の泣き骸骨」1
    師匠の石神井包(しゃくじい くるむ)から喫茶店に呼び出された鳥居狭(とりい はざま)を待っていたのは、鬼気迫る表情でモーニングを貪る長身の女・オカルト雑誌編集者の若桜文(わかさ ふみ)だった。\n石神井と旧知の関係らしい文が狭に見せた動画は、曰く付きの「泣き骸骨」と呼ばれるシミを見にトンネルに行くという内容で……。
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