東京の跨線橋 わたる人とくぐる電車

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あらすじ

跨線橋ーーそこは電車を見下ろす特等席。「鉄道写真の神様」広田尚敬が捉えた、東京の跨線橋の数々。

「鉄道写真の神様」として70年。そのファインダーを通り過ぎた「鉄道の瞬間」は数知れず。「自薦傑作選」としての電子フォトブック【HIROTA SELECTION!】その第19弾は東京に点在する「跨線橋」をクローズアップ。先日、惜しくも解体撤去された三鷹の跨線橋。かつて太宰治も愛した場所だが、同様に市民の生活に溶け込みながら東京には多くの跨線橋が存在する。その名も「なかよしこ線橋」「水無橋」「花のはし」「六つ又歩道橋」など、名前からその姿を想像するだけでも楽しい。

【目次】
表紙、総扉、口絵、はじめに、陵南跨線橋、なかよしこ線橋、駅東跨線歩道橋、車庫上跨線歩道橋、日野駅、車庫上跨線歩道橋、囲桃園跨線橋、黒岩さん橋、夢さん橋・百反田歩道橋、白金参道橋、大丸跨線橋、四反道跨線歩道橋、水無橋、バスターミナルテラス、JR東日本本社前跨線歩道橋、花のはし、パークブリッジ・六つ又歩道橋、奥付

【著者】
広田尚敬
1935年東京生まれ。中学三年生で初めて鉄道写真を撮影。 1960年よりフリーランスの写真家として活動し、1988年設立の日本鉄道写真家協会の初代会長をつとめるなど、「鉄道写真の神様」として、常に日本の鉄道写真界を牽引する。著書は『ヨーロッパのSL』(朝日新聞社、1973年)『SL夢幻』(読売新聞社刊、1975年)『永遠の蒸気機関車』(日本交通公社、1976年)『撮った!国鉄2万3千キロ』(講談社、1984年)『F の時代』(小学館、2009年)など150册以上に及ぶ。鉄道150年を迎える2022年、新たなプロジェクトシリーズとして『HIROTA SELECTION!』を電子書籍で刊行開始。