佐伯泰英 226件 人気順 新着順 御留山 新・酔いどれ小籐次(二十五) 佐伯泰英 先祖の暮らした豊後森藩の地についに降り立った小籐次と息子の駿太郎。 地元の美味と、湧き出る豊かな湯、野湯と風景を味わいつつも、 特産の明礬を利用して権力を増大する国家老一派と、対抗する一派の 不穏な事情を知り、心は晴れない。 一方、山中に暮らす刀研ぎの名人「滝の親方」は、小籐次にそっくりだという。 もしや赤目一族と繋がりが? そんな中、藩主・久留島通嘉から小籐次に呼び出しが。 「明朝、角牟礼山本丸で待つ」―― ついに、藩主・久留島通嘉が、江戸から小籐次を連れてきた本当の目的が明かされる。 そして、赤目小籐次一家の帰りを待ちわびる江戸の人々も、 ある計画を進めていた。 『御鑓拝借』から始まった物語が見事ここに完結! 巻末付録「森藩・玖珠山中をゆく~その時、小籐次の背中が見えた」を収録。 850円 春の珍事 鎌倉河岸捕物控<二十一の巻> 佐伯泰英 桜の季節を迎えた江戸。宗五郎一家の飼い猫菊小僧が家出をし、ひと騒ぎがあった金座裏に、同心の寺坂毅一郎がふらりと姿を見せた。寺坂の従兄弟である畳奉行早乙女家の次男芳次郎が祝言を前に突然姿をくらませてしまったので、秘密裏に探してほしいという。 祝言の相手は三回目の婿取りだが、芳次郎はひと目見るなり惚れ込んでしまったという。ただ、「所帯を持つには、やるべきことがある」とぽつんと洩らしていたのが気にかかる。 政次と亮吉が手がかりを追って探索を広げていくと、芳次郎がやっかいに巻き込まれた気配がして……。 679円 宝引きさわぎ 鎌倉河岸捕物控<二十の巻> 佐伯泰英 正月の藪入り前の江戸。亮吉が発案した宝引きで大いに盛り上がっていた金座裏に、町火消の幹部と魚問屋の若い衆がやってきた。 町火消い組と魚河岸連中での宴会の最中、場を盛り上げようと飛び入りで宝引きの景品に名乗りを上げた人気芸者の小夏が、隣の座敷で何者かに殺されていたという。 ふすま一枚隔てた座敷にいたわずかの間に、何があったのか。手がかりは小夏が必死に噛み切ったと思われる手拭いの切れ端のみ。 宗五郎、政次と金座裏の面々は探索に乗り出すと、浮かび上がってきたのは意外な人物で……。 679円 針いっぽん 鎌倉河岸捕物控<十九の巻> 佐伯泰英 金座裏の親分・宗五郎らと鎌倉河岸の隠居一行が湯治旅から戻り、鎌倉河岸が賑わいを取り戻した夜、政次たちは神田橋御門から出てきた二艘の不浄船を目にする。 ある朝道場で汗を流す政次は、旗本加納傳兵衛という男から立ち合いを望まれる。殺気をまとったその男は、御鈴廊下目付――江戸城の中奥と大奥を仕切る中奥側にあって、御用を務める者――であるという。 なぜ加納は政次に探りをいれてきたのか。そんななか、大奥に奉公へ出ていた名主の孫娘・お初が骸になって戻ってくる。無念の死を遂げたお初の謎を追って、金座裏は禁断の探索に乗り出していく! 679円 熱海湯けむり 鎌倉河岸捕物控<十八の巻> 佐伯泰英 湯治旅に出かけた金座裏の宗五郎たちは、箱根から熱海へ。湯治を楽しむ間もなく、宗五郎は百五十両を奪われてしまった湯戸組合から相談をもちかけられ、調べにあたることに。 一方、留守をあずかる金座裏の政次のところには、蝋燭問屋の隠居が家に戻っていないと相談が。探索を進めると隠居が謎の女に金を強請られていたことが判明するも、家族や店のものは非協力的で、調べは難航。政次と亮吉たちは足をつかって解決へと辿りつこうとするが……。 金座裏と鎌倉河岸に、あたらしい時代がくることを予感させる十八巻。 679円 紫房の十手 鎌倉河岸捕物控<十七の巻> 佐伯泰英 箱根へ湯治旅に出かけた宗五郎としほたちは、途中の小田原で、上方の凶悪な賊が東海道を下ってきていると聞く。しほは偶然にもその頭目を目撃し、画帳に描きとめていた。塗笠に五つ紋の黒羽織の巨漢の侍。上方から手配書がまわっている賊の頭に違いない。 賊が江戸へ向かっていると、宗五郎からの文が届いた金座裏。若親分・政次は「金座裏がこの一味をお縄にする」と皆に厳命するが、賊はずる賢く周到で……。 箱根と江戸をまたぐ大捕物、行方はいかに! 660円 合本版 夏目影二郎始末旅シリーズ 佐伯泰英 日本橋小伝馬町の牢から出た一人の男。名は夏目影二郎。罪を犯し遠島となる直前、牢から出された影二郎を待ち受けていたのは、腐敗した八州廻りの大掃除という役目だった。大薙刀を鍛え直した名刀「法城寺佐常」と南蛮外衣で関八州に巣くう者どもに立ち向かう。佐伯泰英の原点の一つともいえるシリーズ全15巻、合本版で登場。 11,550円 合本 空也十番勝負 佐伯泰英 長編時代小説の金字塔「居眠り磐音」に続く、「空也十番勝負」シリーズ合本版 「空也、旅立ちなされ」 母おこんの言葉を胸に武者修行の旅に出た16歳の青年。 彼こそは紀州姥捨の郷に生まれ、江戸に戻ってからは小梅村でひとり稽古に励んできた坂崎空也。坂崎磐音の嫡子である。 偉大な剣術家・磐音のもとを離れ、ひとり立ちすべく出発した彼の前途に待ち受けるものは――。 シリーズ累計350万部の大人気エンタメ時代小説「空也十番勝負」、そのすべてがこの一冊に! ※この電子書籍は、以下の作品をひとつのコンテンツにまとめた合本です。 『声なき蝉 上・下 空也十番勝負(一)決定版』2021年8月配信 『恨み残さじ 空也十番勝負(二)決定版』2021年9月配信 『剣と十字架 空也十番勝負(三)決定版』2021年10月配信 『異郷のぞみし 空也十番勝負(四)決定版』2021年11月配信 『未だ行ならず 上・下 空也十番勝負(五)決定版』2021年12月配信 『異変ありや 空也十番勝負(六)』2022年1月配信 『風に訊け 空也十番勝負(七)』2022年5月配信 『名乗らじ 空也十番勝負(八)』2022年9月配信 『荒ぶるや 空也十番勝負(九)』2023年1月配信 『奔れ、空也 空也十番勝負(十)』2023年5月配信 9,596円 合本 柳橋の桜 佐伯泰英 涙あり、恋あり、活劇あり。佐伯泰英の時代小説シリーズ、全4巻合本版 吉原や向島などへ行き交う舟が集まる柳橋。神田川と大川が合流する一角に架けられたその橋の両側には船宿が並び、働く人、遊びに行く人で賑わっていた。 柳橋の船宿「さがみ」で働く船頭の広吉には一人娘がいた。名前は桜子。三歳で母親が出奔するが、父親から愛情を受けて育ち、母譲りの器量よしと、八歳から始めた棒術の腕前で、街の人気娘に育っていた。夢は父親のような船頭になること。 そんな桜子に目を付けた船宿の亭主による「大晦日の趣向」が思わぬ騒動を巻き起こし……。 4カ月連続刊行で話題を呼んだ、壮大なスケールで描かれる全4巻! ※この電子書籍は、以下の作品をひとつのコンテンツにまとめた合本です。 『猪牙の娘 柳橋の桜(一)』2023年6月配信 『あだ討ち 柳橋の桜(二)』2023年7月配信 『二枚の絵 柳橋の桜(三)』2023年8月配信 『夢よ、夢 柳橋の桜(四)』2023年9月配信 3,520円 恋か隠居か 新・酔いどれ小籐次(二十六) 佐伯泰英 江戸の人気者が帰ってきた! 記念書き下ろし お蔭まいりが大流行する中、小籐次親子や読売屋の空蔵が連携して人を救う? 書き下ろし300冊記念、人気者が帰ってきた! 850円 八丁堀の火事 鎌倉河岸捕物控<十六の巻> 佐伯泰英 金座裏の親分・宗五郎のもとに、吉原に男衆として居残っている大店の若旦那を連れ戻してほしいと相談事が持ち込まれた。魂胆をさぐるため、宗五郎は亮吉を吉原の男衆として送り込むが……。 そして八丁堀の組屋敷の真ん中から火の手があがる。火元は与力同心の家で、主が乱心に及んだという。宗五郎と政次は探索方を命じられ、その真相を追う! 660円 夢の夢 鎌倉河岸捕物控<十五の巻> 佐伯泰英 船宿綱定の船頭・彦四郎は、贔屓客を富岡八幡宮へ送った帰り、薄暮のなか刻限を失して困っている女に乗船を請われる。本来貸し切りの屋根船に他の客を乗せてはいけないが、難儀している女を放っておくわけにもいかず、船賃をもらわない条件で送り届けることに。その武家の妾と思しき匂い立つような女は、幼い時分に面倒をみていた秋乃だった。一家で突然姿をくらましてから、十数年ぶりに再会した秋乃に何があったのか。 すべて投げ出し、秋乃に溺れてゆく彦四郎を案じた政次と亮吉は二人を追う! 660円 隠居宗五郎 鎌倉河岸捕物控<十四の巻> 佐伯泰英 祝言の挨拶まわりに出かけた金座裏の若夫婦・政次としほは、掏摸(すり)の一味を捕まえた。その裏には掏摸団を何組も鵜飼いのように操っている頭目がいるらしい。 一方、長年金流しの看板を背負ってきた宗五郎の脳裏には「隠居」の文字がよぎり……。 金座裏の九代目と十代目、力をあわせて江戸の騒ぎを収めてゆく! 660円 独り祝言 鎌倉河岸捕物控<十三の巻> 佐伯泰英 金座裏の若親分・政次としほの祝言が近づいたある日、政次は養父宗五郎から府中の六所明神社への代参を命じられた。所帯をもてば気楽な旅もできなくなるだろうという心配りで、しほ、亮吉、彦四郎の三人も同行だ。しかしその旅の最中に思わぬ事件に巻き込まれてしまう。 江戸に帰った政次を待ち受けていたのは、とある藩の内密御用。政次はひとりで御用にあたるが、解決の糸口がつかめず、ついに祝言前日の夜になってしまい……。 660円 夢よ、夢 柳橋の桜(四) 佐伯泰英 世界の広さを知った桜子が下す結論とは。シリーズ完結! 波乱万丈の旅を経て新しい生き方を探す桜子と小龍太。 魚河岸の老舗・江の浦屋5代目が仕掛ける異国交易の仕事の未来と大きさに惹かれる小龍太。 小龍太との祝言を前に、船頭の道を進むべきか悩む桜子。 そんな中、オランダ人画家コウエルの「二枚の絵」がそれを見た人々を少しずつ変えてゆく―― 早朝の柳橋・神木三本桜に願うのは、大きな儲けか、夢の実現か。 猪牙強盗の事件の謎の解明、そして未来への希望が詰まった最終巻。 四ヶ月連続刊行、壮大なスケールの全四巻がこれにて完結! 880円 冬の蜉蝣 鎌倉河岸捕物控<十二の巻> 佐伯泰英 金座裏の若親分・政次としほの祝言が近づく寛政十二年の年の瀬。 久しぶりの剣術稽古に精を出していた政次は、永塚小夜の姿が見えないと耳にする。小夜を訪ねて話を聞いてみると、息子の小太郎がかどわかされそうになったという。しかも、小太郎の父親の影がちらついて――。 660円 赤い雨 決定版~吉原裏同心(33)~ 佐伯泰英 京での修業先が決まった幹次郎と麻。その新生活は不穏な空気に包まれていた。祇園旦那衆らの寄合で、不審な殺人について探るよう依頼された幹次郎は、正体の見えぬ強敵に立ち向かうことに。一方、裏同心不在の吉原では、老舗の大籬がついに謎の山師の魔の手に陥ちてしまう。二つの町で進行する企みと危機の連続。裏同心幹次郎と吉原の人々の新しい闘いが幕を開けた。 770円 乱癒えず 決定版~吉原裏同心(34)~ 佐伯泰英 禁裏の刺客・不善院三十三坊を斬った幹次郎。その直後から、禁裏と、ある西国の雄藩の影が祇園の町にちらつきはじめる。両者の暗い思惑を断つべく幹次郎は、入江同心と共に思いがけぬ場所へと潜入する。吉原では、澄乃と身代わりの左吉の必死の探索によって、吉原乗っ取りを企てる一味の正体へ少しずつ近づくのだが――。いよいよ決戦前夜か、手に汗握る展開! 770円 二枚の絵 柳橋の桜(三) 佐伯泰英 新シリーズ4カ月連続刊行!舞台は長崎そして異国へ 女船頭・桜子と剣術家・小龍太が「行方知れず」に?オランダ人の遺した2枚の絵がついに姿を現して――物語が大きく展開する第三巻! 880円 代がわり 鎌倉河岸捕物控<十一の巻> 佐伯泰英 隠居連中で深川まで足を伸ばした豊島屋の清蔵は、富岡八幡宮の船着き場で、参詣にきた年寄りの巾着を奪い取る子どもたち7、8人を目撃する。浅草でも同じような事件が起こっているらしい。 さらに増上寺の門前で、金貸しの小兵衛が刺し殺され、手にしていた印形と証文が入った信玄袋を奪い去られてしまった。これらの事件は同じ子どもたちによるものなのか? 金座裏の宗五郎と、若親分の政次たちは探索に乗り出すが、謎は深まるばかりで……。 660円 1 234 ... 12 TOP 電子書籍(本・小説) 佐伯泰英